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本格的なマジカルオイルの作り方

本格的な・・いわゆる魔術の儀式としてのマジカルオイルの作り方をご紹介します。

ほんとうに最初にやっておく、まずは確認編

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作る日を確認しましょう。
満月の日なのか、新月なのか。夏至なのか冬至なのか。
レシピに曜日指定はないですか?
特に指定がなければ、月の満ち欠けだけはこだわってもいいし、思い立った日から準備し準備出来次第作るのも良いでしょう。

さて曜日が決まったら、プラネタリーアワーの確認はすみましたか?
まぁ、プラネタリーアワーまでこだわると「作ることが目的で、それが中心」になりがちなので、そこまで拘らなくても大丈夫です。こだわるなら、こだわっただけのパワーは頂けます。
でも魔術は「必要な時がその時」です。日時にこだわるよりも、やる気!本気!


それでは材料の事前準備編

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ハーブ&フラワー
【準備する量】
葉っぱ・花びらなら2〜3枚、粉物なら1〜2つまみ、枝物なら数センチ1〜2本くらいを目安に。
私のレシピには特別に量が決まっていないものは、それぞれの必要量を細かく記載していません。
自身で「これくらいかな?」と思う量が適量です。「これちょっと増やしとこ」「これ苦手だから減らしておこ(でも入れてね)」ウェルカムです!それこそあなたにぴったりな、あなただけのオイルになるので。

注意:材料として使用するハーブや生花は、水分を多く含むとオイルがいたみ、カビが生えたり白く濁ったりします。
生のハーブや生花を使う場合は、やり方として①〜③いずれかを採用してください。

①使用する前にさっと湯通しする、水気はよーくよく拭き取る
②前日に洗い水気を取ってから、丸一日干す。できれば天日干し。
③電子レンジで1〜2分加熱して水気を飛ばす(焦がさない様に)

そして、長期間漬け込まない。漬け込み期間の目安より早めに引き上げる。
以上に気をつけてくださいませ。

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パワーストーン
【準備する量】
さざれ石であれば3〜5粒程度が目安量。というか、お好きな量を。

注意:こちらも汚れや水分がついているとオイルがいたみやすくなる原因に。洗えるものは事前に水で洗ってから使用しましょう。


はじめるよ準備編

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ココを読み、1~6まで準備をしてください。

・聖別ができるのであれば、ハーブ&フラワー、パワーストーンを聖別します。セージに火をつけ、使用するハーブ&フラワー&パワーストーンを時計回りに回しながら煙に燻らせます。

・乾燥しているハーブはすり鉢で砕きます。枝や生花や生のハーブ、「見た目そのままの方がキレイかな」って思うものはそのままで大丈夫です。


・ぴっちり閉まる蓋付きのガラス瓶100~200ml容器(ハーブと石の容量によって適宜変更を)を煮沸消毒します。これは儀式の直前に行っておきましょう。あまり前にやると、殺菌の意味が薄れますので。

・Altar(祭壇)となる作業場が散らかっていないか、もう一度確認。キレイに片付け&掃除します。祭壇は飾り付けOK!

・音楽が必要であればかけます。魔術の儀式のスイッチを入れるためのツールとしてお選びください


↑ここまでが準備


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↓ここからが魔術の時間
プラネタリーアワーの時間から、以下がスタートできる様に



魔術儀式だよ本編

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⓪儀式を始めます
Altar(祭壇)にキャンドルを灯します。
心を落ち着けましょう。
何回か集中の呼吸(4−7−8呼吸等)を行いましょう。
あなたに信頼する神様がいらっしゃる場合は、御加護をいただきましょう。いない場合は、ご自身を信頼して。

①心をかわす
ボウルに、全ての材料を静かに入れます。一種類づつ入れましょう。
その際にハーブや生花・パワーストーンと心を交わします
この↑一文で納得された方は、是非ともご自分のやり方を。
「どういうこと?」と思われた方、お願いしたい事を協力してくれる仲間へ「どうぞ、よろしくね」って気持ちをぜひ持ってください。


②パワーハンドを使う
全て材料を入れ終えたら、容器の中で材料を利き手(Power hand)で数回かき混ぜます。
この時に、もう一度全ての材料と心を交わします。

③オイルを注ぐ
かき混ぜ終えたらオイルを静かに注ぎ、容器に蓋をします。
オイルの量は詰め込んだ材料が全体がかぶるほど。ハーブなどがオイルから出ているとそこから腐ります。
ただマジカルオイルを大量に作っても、行き場がない場合も多いので、過剰にたっぷりと注ぐ必要もありません。

④ここは省いても可なキャンドル
容器に蓋をしたら、キャンドルに火を灯します。
蓋のサイズに合わせ適量の蝋を垂らします。数滴でOK。
透明な蝋がキャンドル本体の色に近づいたら、利き手の指を押し付けて指のあとを付けます。火傷注意!!!必ずロウの色が透明でなくなり、冷めてから実行してくださいね。
難しければこのステップは省いてOKですし、指跡がつかなくても大丈夫!
お持ちの方はご自身のイニシャルが入った蝋封スタンプでも良いです。
環境的に問題がなければ、キャンドルの灯はそのまま灯し続けます。ちゃんとキャンドルスタンドなどを使用して、倒れない様に気をつけてくださいね。


⑤最重要部分の呪文
容器を両手で包み、用意した呪文を唱えます。
これを「詠唱」と言います、魔術の世界では。リズムと節をつけて歌うことです。
マジカルオイルの魔術はゲルマン祖語とかを使用する国で発展してきたため、韻を踏んだ呪文の文章を作るのが比較的簡単でした。韻をふめればリズムもできる。と言うわけで歌えるわけですが、でもそーんな難しいことは気にしなくてもOKです。
気持ちを言葉にして真摯に伝える、それでOKです。それが重要。
十分だと感じるまで呪文を唱え続けます。
目をとじたければ閉じてもOKです。(火のついた蝋燭には注意!)
*息を吐きながら唱え、息が切れるまで呪文を唱え続けます
 できる方は、
横の呼吸を行いながら
*呪文を唱えながら、願いをイメージした映像を容器に手から送り込みます。

それが難しければ、光が時計回りに、容器〜手〜腕〜頭〜反対の腕〜反対の手へと、容器と自分の間をぐるぐると回って移動している様子をイメージします。


⑥儀式終了
唱え終えたら儀式は終了です。キャンドルの灯は消しましょう。
呼吸法などを用いて、グラウディングを行います。
地味ですが、このグラウディングを行うことは、儀式の終了としてとても重要な項目です。


*レシピで火を通さないものは1~2週間くらい、暗く安全な場所に容器を保管します。時々様子を見ましょう。濁ってきたら中身は慌てて抜きましょう。忘れない様に自作オイルにはラベリングをしておきましょう。

*完成したら使用前に布などで濾す方が良いでしょう。(特に摺漕ぎで粉状にしたものがある場合)

*儀式として行ったマジック(魔術)は、専用のノートに記載しましょう。日付・レシピ・感想など。出来上がりのオイルを使い始めたらその感想なども追加して記載します。



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