昨今、グラフィックデザインの盗用疑惑が話題ですが。

コピペなんて、問題外ですわね。

でも、着眼を真似るというか、
発想にヒントをいただくというか、
その上で、自分なりに咀嚼して作品にするのは
別にいいんじゃないでしょうかねとか思ったり。

だって、CDジャケットの元ネタなんて、
掘り下げていったら、切りがないですもん。
あれもこれもそれもどれも……ってな話です。

パロディとしておもしろいものが多いですけどね。
ミッシェルのあのジャケとザ・フーのあのジャケとか。
あれは気が利いてたなぁ〜。

でも、コピペや、それに準ずる創意工夫がないものは
やっぱりダメですよ。どう考えても。

……

……

そんな偉そうなことを言いながら、
何を隠そうこのアタクシ。

誰も興味がない、
誰も気づかない、
気づかれたところで何の波風も立たない、
インスパイア？ 的な？
小さなマネッコ（マリメッコじゃないよ）をしていたのでした。

はい、こちら。

先ごろ起ち上げました、
我がバースデイズのオンラインショップの
ロゴでございます。

この画像をインスタグラムに挙げましたところ、
いつもよりたくさんのいいね＝♡をいただいてしまいまして。

その中には
プロのイラストレーターさんやデザイナーさんもいらして
ちょ、ちょっと焦った次第なのでした。


と言いますのも（前置き長くてすみません）。


実はこれ、
敬愛するウェス・アンダーソン監督の
『LIFE AQUATIC』という映画の中に登場する、
かわいいレターヘッドからヒントを得たものなのでした。

左側が本物、
右側があたくしが書いた…………

あれ!?

全然似てないね？

ク、クオリティの落差よ……。

似てると言うのもおこがましい！
似てるとか言いだしたことを怒られる可能性もある!?

失礼しました。
Sorry, Mr.Anderson.


このぐらいの落差があれば、
ヒントをいただいても大丈夫、の例でした。


クオリティが高ければ高いほど、
模倣は罪になるのかもしれません。

すばらしい技術をお持ちのプロのみなさま、
お気をつけくださいませ。