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新聞社(全国紙編)ー更新1

今回はメディアさんのお話。

広報担当者は日常的に様々な記者、編集者、ディレクター、ライターetc...とやり取りをしています。
整理の意味も込めて順番に様々なメディアさんの説明をします。

今回は新聞社さんの中でも全国紙です。

全国紙とはそもそも何か?
簡単に言うと全国各地に拠点を持ち、総合的な情報を扱う新聞社さんです。
全国紙は限られるので下記の会社さんになります。
・読売新聞社
・朝日新聞社
・毎日新聞社
・産経新聞社

経済紙についてはまた別の回で書きたいと思います。

新聞社さんは基本的に「経済部」「社会部」「政治部」「国際部」「生活部」など(会社により部署名は異なります)の部があります。

・経済部
 経済ニュースを扱う部署。企業モノだけではなく国の施策など経済にかかわるもの全般を担当しています。
 企業が記者発表会をやる場合、主にご案内を送る方々になります。

・社会部
 事件、事故などを主に取り扱う部署になります。企業の事件なども担当します。ニュース内容によっては事件や事故の取材協力的な形として取材対応することがあります。
通常の記者会見では経済部の記者の方が中心ですが、事件事故などの時は社会部の記者も会見に出席します。

・政治部
 言葉の通り政治のニュースを追う部署です。国会や政党などで取材をしています。

・国際部
 海外のニュースを扱う部署になります。

・生活部
 暮らしや生活系の記事を書かれています。ニュースよりも傾向記事などを書くことが多いです。経済部の記事と異なり、今日のことを明日の朝刊に出すのではなく、ある程度の期間を持っています。

上記のような部署に加えて編集委員・専門委員など経験を積み重ね専門性の高い内容を書く記者さんがいる部署や、オンラインニュースなどを扱うデジタル系部署、国内外の支局があります。

全国紙は東京のほかに大阪、札幌、名古屋、福岡などに本社を置いています。さらに取材網を各都道府県に張り巡らせています。総局、支局、通信部など名称は様々です。
支局は地方の県庁などにある記者会にも席を持っており、警察や行政の取材を中心に行います。もちろん経済ニュースも扱いますが、割合は少なくなります。

昨今は新聞社の経営が難しくなってきていることもあり、支局の統廃合が行われています。そのため1支局でかなりの広いエリアを管轄している場合もあります。

メディアの数、人数が東京と地方では異なるため、それに合わせた広報活動が必要になります。

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