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広報が大好きで、世の中での広報の認知向上などにつなげていきたい。

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メディアの休廃刊を知るのも広報の仕事

みなさんこんにちわ。 本日はメディアの休廃刊について書きたいと思います。 テレビやラジオは編成が変わるのも知りやすいですが、新聞、雑誌、WEBなどは以前お世話になったが気づいたら無くなっていたということもあります。 そこで、今回は過去に存在していたメディアを紹介してみたいと思います。 特徴のある媒体もあり、個人的には寂しく思います。 今年(2023年)は大きな雑誌が休刊となりました。 5月のことです。 朝日新聞出版の「週刊朝日」が休刊となりました。 100年以上の歴史を

    • 思考を分解してみる。

      さて、Threadsがメタ社より公開されましたことは周知の事実です。 驚くような速さでユーザーが増加していることも多くのメディアで取り上げられています。 個人的にはこれはチャンスだとも思っています。 まだ企業アカウントが多くはなく(多分)方針を決めている会社も多くはないと思います。 その中で早くThreadsの使用方針を決めて発表する会社がいたらどうでしょう。 「何を狙いにしているのか」「どのようなルールで運用するのか」など打ち出すことでメディアが記事を書こうと思った時の参

      • 慣れたお店を見つけておくーその2

        前回の記事では慣れたお店を見つけておくということを紹介しました。 今回は、具体的なお店を紹介したいと思います。 できれば個人でココゾ!というお店を見つけると良いです。 まずは色々な駅にある銀座ルノアールです。 店内は程よい静かで珈琲などのドリンクの味も良いので1時間程度の話をするにはお勧めです。 お支払いも退店時にする形なのでスムーズなお会計ができます。 次は利便性観点です。 国土交通省や総務省の記者クラブに所属されている方と話をしようと思うとなかなかクラブで話ができ

        • 慣れたお店を見つけておく

          我々広報担当は、多くの報道関係者と会います。 ここで難しいのが、先方のオフィスへ伺うときは問題ないのですが、出先や先方のオフィス(記者クラブ所属の方だとよくあります)に伺えないということもあります。 そこで、自分の中で持っておきたいのが「話ができるお店」です。 大きく2パターンのお店があります。 1つは周囲を気にしなくていい環境のお店かどうかです。 我々広報は時には発表前の情報などをメディアの方と話することもあります。自社や先方のオフィスでできればいいですが、そうではない

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        • 他の人へ推奨できる記事
          1本

        記事

          商圏を考えろ!

          一昔前に比べて様々な企業で「広報活動は重要だ」という経営者が増えてきました。 広報活動が重要であることは私もその通りだと思います。 しかし、経営者の方々が言っている「広報活動」と私の伝えている「広報活動」が必ずしも=ではありません。 今回は考え方の一つで「商圏」を考えることを伝えたいと思います。 この場合の「商圏」というのは自社の企業活動をしているフィールドがどこかを考えることです。 コンビニエンスストアを例にあげて解説します。 コンビニエンスストアは全国に店舗を保有して

          商圏を考えろ!

          メディアに出ない?

          今回は広報の活動としている相手について話したいと思います。 広報業務をやられている方の中で、社内の人から「メディアになんで出ないの」など、心無いことを言われることがあると思います。 その際にはっきりと言ってください。 会社が営業活動しているのはその分野の市場(自動車業界で57兆円、ゲーム業界で6.6兆円)であります。 ※市場規模はこちらを参考にしています。 しかし、我々広報が相手にしているのは同業界だけではなく世の中のすべてが競合になります。 企業情報だけではなく、要人

          メディアに出ない?

          企業でTwitterを運用

          今回はTwitterの運用についてお話したいと思います。 今回はSNSの中でもTwitterに注目したnoteです。 企業のTwitterアカウントは企業アカウントとして自社のあらゆる情報を扱う「企業アカウント」と商品情報を扱う「製品アカウント」の2つがあります。 どちらが良いのかという話がありますが、企業の規模により異なります。 企業内で複数の確立した商品(ブランド)を保有している場合は、「製品アカウント」を運用することのほうが好ましいです。 しかし、そうでない場合、特

          企業でTwitterを運用

          季節柄企画!

          こんにちわ。広報屋です。 季節が変わり新しい年度で色々と切り替えたりしている方もいると思います。 今回はそういう切り替えのタイミングは広報的にはチャンスだということを紹介したいと思います。 季節柄のネタということにもなりますが、多くの番組や紙面で見かけるのが「内定式」と「入社式」です。 この二つはほぼ毎年のように色々な媒体で取り上げられています。新卒採用をやっていないという企業には今回の話はスルーされると思っています。 さて、なぜこの2つが取り上げられるのかというと、「

          季節柄企画!

          記者発表会の会場ーその3

          前回に続いて今回は実際の会場をご紹介したいと思います。 今回はメーカーなど建て込みが必要になるような案件の時に選択肢となる会場です。 都内でいくつものホールやカンファレンスルームを運営しているベルサールの中で神保町を最寄り駅とする「ベルサール神保町アネックス」です。 この会場は通りに面しているので一般向けのイベントをやるとなっても見通しがいい場所です。 ホールが一つしかない会場ですが、そのおかげで会場全体を専用的に使えます。控室は会場の地下に2部屋あるのdえ出演者とスタ

          記者発表会の会場ーその3

          記者発表会の会場ーその2

          以前に一度記者発表会の会場についてのnoteは書かせていただきました。 今回はもう少し具体的な話ができないかなと思います。 例に挙げさせていただくのはSaaS系の企業の発表会です。 昨今はハイブリッド形式で開催する企業が増えてきました。 そのため、配信環境を作ることができる会場が重要です。 さて、まずSaaS系なので特別巨大な建て込みがいらないでしょう。そのため天井高が高い会場である必要はありません。 むしろ、天井高が高い会場にしてしまうと空間の余白が多すぎることになると

          記者発表会の会場ーその2

          広報と一言で言っても人によってスキルが違う。

          企業が広報のポジションを募集するときに注意するべきことがあります。 それは、「どのような仕事を求めているのか」ということです。 なぜなら同じ年数広報をやっていたといっても、人によって育つスキルが違うからです。 代表的なスキルで行くと、「メディアリレーションズ」があげられます。 対報道機関の対応を得意としており、情報感度高いタイプの人です。 このタイプの人は自ら考えて報道機関に企画を提案します。 そのため、メディア購読の予算を十分与えることや社内情報を入れることが大事にな

          広報と一言で言っても人によってスキルが違う。

          週刊東洋経済でPR特集!

          広報パーソンであれば、取り上げてもらえるネタを模索するビジネス誌。 その中の週刊東洋経済で、まさかのPRが特集となる日が来るとは。 広報PRの世界に入ってこのようなことが起こるとは想像していませんでした。 わくわくして読んだこの1冊。 率直に言わしてもらえば、期待外れの内容であった。 ベクトルグループが広報PRの筆頭であるような表現をするのはミスリードではないだろうか。 広報PRと絞るのであれば「電通PRコンサルティング」が筆頭であり、広告市場も含めた話をするのであれば

          週刊東洋経済でPR特集!

          「バルセロナ原則」その7

          「バルセロナ原則」の7つ目は「コミュニケーションの測定と評価は、学びとインサイトを導くため、健全さと透明性に基づくべきである」です。 この一文も「?」が浮かぶ一文なので分解して考えたいと思います。 前半は「学びとインサイトを導くため」、後半は「健全さと透明性に基づくべきである」に分けて考えてみます。 「健全さと透明性に基づくべきである」という点においては、特定の要因により結果が左右されてしまうものはフィルターがかかっているということを認識する必要があります。誰かに都合の

          「バルセロナ原則」その7

          それは犯罪!ーその1

          広報業務に従事されている皆様、 従事されていない皆様、 全人類の皆様、 お疲れ様です。 さて、今回はあなたのそれ犯罪ですよという事案を紹介したいと思います。 私たち広報パーソンの業務の一つにメディアに取り上げられるように考えることがあります。 この活動をしていくと、色々なメディアに取り上げていただくことが増えます。 ここまでは難しい話は一つもありません。 今回、私が声を大にして言いたいことは、 「メディアに露出されたものを勝手に使ってはいけません」 ということです。

          それは犯罪!ーその1

          「バルセロナ原則」その6

          バルセロナ原則3.0のその6は、「包括的なコミュニケーションの測定と評価には、オンラインとオフラインの両チャネルを含む」です。 すごく端的に言うと、広報活動はメディアの露出だけではなく、あらゆるコミュニケーション手段の結果を加味して評価することです。 この「あらゆる」の中には、リアルイベントやメールマガジン、広告、SNSなども含めてすることが重要です。 一側面からだけで広報としての評価にしてはいけません。 特に昨今はSNSや、実際の体験が大きく影響します。 また逆もあり

          「バルセロナ原則」その6

          「バルセロナ原則」その5

          「バルセロナ原則3.0」の5つ目に書かれているのは、「広告換算はコミュニケーションの価値を測定するものではない。」です。 この一文は前回の2.0の時から変わっていません。 私の個人的見解として、以前から言われているのに今回も書かれているのは、未だに広告換算を主な測定方法にしているからではないでしょうか? 私のこのnoteでも過去に何度もKPIなどに広告換算を使用することを否定してきました。 そもそも広告がないものでは広告換算することができない、WEB媒体などの換算数値の掲出

          「バルセロナ原則」その5