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1才の子供が熱痙攣&突発性発疹になった話(筆者:父)

子供が1才になったので5種類の予防接種を受けたのが金曜日、そこから熱痙攣&突発性発疹になってから次の週の土曜日になるまで、約1週間の話です。

金曜日:予防接種と軽い発熱

5種類の予防接種を受けた夜、少しの発熱が始まる。
ただこの時はまだ微熱程度で37.5℃くらい。
寝てる時の不機嫌さも少なく、いつも通りの生活を送れる。

土曜日:熱が上がり食事が嫌になる。

朝になっても熱は下がっておらず、しかし引き続き37℃台。
「予防接種の副反応だな。」と夫婦で判断し様子見。

ところが晩御飯の離乳食が一口目からソワソワして興味なし。騙し騙し半分くらい食べるも、そこで限界がくる。
これまで最初から食べないということは無かったので違和感。

ここからどんどん熱が上がって39℃くらいになる。
ただ寝てくれはしたので引き続き様子を見る。

日曜日:熱痙攣

深夜4時頃、大きく子供が叫ぶ。
いつもと少し様子が違うなと思い観察すると、目は開けども目線はどこにも合わず、そしてそこから手足が小さく震え出す。

すぐに妻と分担して電気をつけ、全身が映るように動画を撮りながら時間を測る。そして子供に声をかける。

震えが始まって5分。5分を過ぎたら救急車を呼ぼうという目安でやっていたので救急車を呼ぶ。
痙攣自体は7分くらいで止まったため、救急の人がくる頃には止まり、子供は少し自分の意思で動けるようになってきていた。

そして救急車で搬送。道中撮影した動画を見せながら状況を説明。

診断は「熱性けいれん(ひきつけ)」。
熱性痙攣自体は2才までに多くの子供が一度はなる症状というのは知っていたが、10分超えると危ないということも知っていたので呼んでよかったと思う。

解熱剤と痙攣止めをもらい帰宅。撮っていた動画は先生にも見せることができた。

帰ったら子供はすぐ寝たので妻と2人でノンカフェインのコーヒーを飲む。

そして日曜の昼、かかりつけの病院でも見てもらう。そこで、ついに薬の副反応ではなくて突発性発疹の予兆なのではという診断をもらった。

診断名がわかったのはいいが、解熱剤がまったく効かず、夫婦で保冷剤を使い脇、首、太ももの内側を冷やして熱を下げる。
この時間が一番かわいそうで辛かった。

また熱性痙攣は1回の発熱で2回目が起きると、脳に障害が残るなどとても悪い方に転がることがあるため観察、解熱、水分補給は欠かさないようにした。

痙攣止めを飲んでいたとしても熱が高まるとまた痙攣の可能性があると思ったから。

月曜日:発疹が現れる

薄くだがお腹に発疹が見られた。
これは僕らにとって熱の原因が突発性発疹であることを裏付けてくれるため逆に安心した。

突発性発疹は別名「不機嫌病」とも呼ばれ、赤ちゃんとしては不快で不機嫌になってしまう。

うちの子供は発疹が弱い方だったのかもしれない、たしかに不機嫌だったが工夫次第で夜も寝せることができた。

ただご飯は少し苦しそうだったので離乳食は止め、ミルクで補完した。ミルクだと水分補給も兼ねられる。

火〜金曜日:ゆっくりと治癒、そしてよく寝る

発疹は結局月曜に出た以上にはならず、水曜くらいまでは続いたが木・金と少なくなっていった。

火曜くらいまでの子供の様子は全体的にボーッとしていてあまり笑わなかったのだが水曜あたりからやっと遊べるようになり、そのあたりで柔らかいものから少量、離乳食にもどしていった。

(正直このボーッとしているのも脳障害などを疑って怖かった)

もうひとつ驚いたのは治りかけの水曜木曜の睡眠時間。
これまでの1日の睡眠時間はだいたい12〜14時間くらいだったのだが、木曜なんか17時間寝た。
寝ている間もかなりぐっすりで途中不機嫌になることもなく爆睡していた。

金曜にはほぼこれまでの状態に戻りとても安心した。本当によかった。

親にできること

おそらく金曜と土曜の日中くらいまでの熱は予防接種の副反応でしたが、その後の高熱は突発性発疹のはじまりだったのかなと思います。

突発性発疹熱痙攣も、子供なら誰にでもあることで基本的に親は何もできません。
何もできないけれど見ているだけは辛く、でも正直何をしてあげるのが正解かもわからないと思います。

ただ、僕なりに唯一正解だと思ったのは「最悪な状況だけは避ける」ということです。

今回であれば最悪なのパターンは「1回目の痙攣が長くなりすぎること」「2回目の痙攣が起きること」だったため、

  • 痙攣時に動画を撮る

  • 痙攣止めの薬を与えること

  • 体を冷やしてあげること

  • 水分を取らせること

は正解だったと思います。

まだ熱痙攣、突発性発疹を経験していないパパママがこれを見ているとしたら、事前に自分たちで調べたり、事前にかかりつけの先生に聞くのも安心だと思います。

また痙攣時の動画撮影は時間も測れるし後で状況を伝えらるのでとても重要です。
パパママ協力して撮影してください。

あとは体を冷やせるアイスノンや氷のうなどを用意しておくと、解熱剤が効かなかった時に子供のストレスを減らしてあげられるかもしれません。

このnoteを呼んで、実際起きた時に冷静に動ければ、そしてパパママお子さんみんなが少しでも楽になればいいなと思います。

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