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7ヶ月の育休を終えて改めて思う【イクメン】という言葉への違和感

僕は東京都で妻と暮らす31歳の普通の会社員でした。
1月に第一子が生まれ、8月の半ばまで、約7ヶ月育休を取りました。

育休を終えて職場に復帰し、小学生の子供がいる上司と話している中でこんな一言がありました。

「いや〜、イクメンですねえ、パパしてますねえ」

この言葉に僕はとても引っかかりました。
上司は悪気なく明るく喋ってくれました。

違和感の原因はやはり【イクメン】という言葉。
イクメンという言葉は父親が育児に積極的に参加することを推奨するためにトレンド化した言葉なのかなと思いますが、やっぱりまだ父親が育児をすることが特別だという認識が世の中から拭えません。

さらに細かくいえば「ママをサポートしてあげて」みたいなのも少しだけ引っかかったりします。
ただ、授乳はママにしかできないし、ママだけが助産師さん&産婦人科の先生から聞いた情報も多くあるので仕方ない部分があるのも認識してます。

僕自身、ママが一番頑張ったと思っているし尊敬の気持ちがとても強いです。
ただ、だからといって育児への参加の意欲がママとより低くていいかは完全に別の話です。

そもそも「出産」と「育児」が重なりすぎている認識を持っているパパは少し考え直してみても良いかもしれません。

「子育てはパパとママふたりでするもの。」

ママが家で育児をしてパパが働いて生活費を稼ぐ、そういう分担はもちろん否定しません。話し合いができていることはとてもいいことです。

とにかく伝えたいのはパパの育児参加も当然であるべき、ということで、僕はそうありたいということです。
「わからないから」はただの逃げであってママも最初は何にもわからないし、パパが育児をなにか手伝って褒められなくても仕方ないんだと思います、

パパもママと同じ立場になれば、たぶんその家庭はもっと素敵な家庭になるんじゃないかなと思っています。
「イクメン」って言われてニヤけているうちはまだ前に進めます。

そして僕も、これからも油断せず奮闘できるようにこの記事を書いています。

追伸:
少しだけ偉そうに極端に本文を進めましたが「イクメン」って言われてニヤけていても、一切やらないパパよりは何倍もすてきだと思います。
それと、生物学的には育児への前向きさはママには敵いません。僕もなんどか落ち込みましたが「何もできない」って落ち込まないようにしましょう。

さらに追伸:
「褒めれなくて当然」みたいなことを書きましたが、動いたのがママでもパパでもとにかく「ありがとう」は言い合えるのならそれにこしたことはないですね。

#育休から育業へ


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