【社会学】人類の進化〜インフラストラクチャーを正しく理解する〜

こんにちは、森です。

今日は人間の歴史について。
当たり前に二足歩行して、言語を話している人間がどのように誕生/進化したのか。

人類が誕生したのは、およそ500万年前のアフリカといわれている。

ヒトの誕生

ヒトとチンパンジーの遺伝子は、90数%が共通する。
しかし、ヒトがサルと決定的に異なるのは日常的に「直立二足歩行」をしている点にあります。

ヒトとチンパンジーの祖先が分化したのは、かつては500万~450万年前(「アウストラロピテクス」の登場)であるとされていたが、2000年以降に「サヘラントロプス」や「オロリン」の化石が発見された結果、今では1000万~700万年前とされている。

人類は、猿人(約500万年前に出現:アウストラロピテクス)・原人(約180万年前に出現:ホモ=エレクトゥス)・(※)旧人(約20万年前に出現:ネアンデルタール人)・新人(約4万年前に出現:クロマニョン人など)の順に進化してきた。
(※)ホモ・サピエンス(いわゆる「新人」)が、ネアンデルタール人(いわゆる「旧人」)よりも古い時代から棲息していたため、旧人は2000年前後の研究成果を受けて今日まったく使われていない。

文字が生まれたのは、紀元前3千年ごろ。

人類が文字をもつ以前を先史時代(紀元前3千年以前)、以後を歴史時代(紀元前3千年から現代までのおよそ5千年)と呼ぶそうです。

多細胞生物からの進化

では、何もないところから人間の起源となったチンパンジーまではどのように進化したのか。
進化の過程はたくさんあると思われますが、その中でも特に興味深いのが口と肛門の関係について。

人類誕生よりも遥か昔、約10億年前に細胞の数がたくさんある生物(多細胞生物)が登場したといわれています。
最初のころの多細胞生物は、入口(口)と腸、出口(肛門)というシンプルな構造で、「腔腸動物(こうちょうどうぶつ)」と名付けられました。

ある意味で1本、身体の真ん中を通る管が通っているようなものです。
腸は"体内"と思われますが、実は入口と出口があり、皮膚などと同じく身体の外から取り込まれた物質と直接接触する器官でもあるため、医学界では"体外"にあたるとも言われています。

その後、進化していくうちに、腸の背側に脊髄の原型が発達し、その先端が膨らんで脳になったとのことです。

腸の重要なはたらきとして、脳との神経ネットワークがあります。

例えば、胃や腸の具合が悪くなると痛みを感じます。
一見当たり前のようですが、これは消化管の近くにある神経のネットワークで感知した情報が脳に伝わるしくみが出来上がっているためです。
空腹になれば食事をして、満腹になれば食べるのを止めるといったことも、こうした作用によるものだそうです。

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インフラストラクチャーは96%決まっているとも言われますが、自分自身のこと、世の中の原理原則をまずは正しく理解することはとても大事だなと感じます。

その上で、自分の管理下にあることに集中する。
求めているものに対して効果的な努力を。

皆様素敵な1日をお過ごしください。


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