見出し画像

こんな時期なので。社会人1年目の振り返り

学生時代、好きで書いていたnote。
気づけば前のエントリから1年近く経ってしまいました、、

2年目のはじめ、こんな時期なので、久しぶりに書いてみました。
将来、立ち帰れるように。

もともと思考が散漫なタイプなので、10月以降の現場配属では「何言っているか全然分からない」とありがたくシバき倒されました。(おかげで今は少しは改善したのでは、、)

では、せめてもnoteでは書きたいようにつらつらと。。。笑
以下目次です。

■1年目のダイジェストと学び

まず全体として総括すると、

世界の全体像・海図を見渡して、
目指すべき方角を認識しながら進んでる、と言うよりは、
ここはグランドラインの上、
ポーズが指す次なる島を、ただがむしゃらに目指して進んでる感覚に近かった、と思う。

画像1

まさにこんな感じ。恥ずかしながら最近やっとアプリで読み始めました。

新規開拓半年、現場配属されて既存顧客への営業が半年、そんな1年目。

3月に辞令が出て、初めての関西、初めての一人暮らし。極度の寂しがりやなので、わけもなく土曜の朝からなぜか涙が出てくることも、、、

とにかく目まぐるしく過ぎていった日々でした。

感受性はそんなに豊かではないので、一つの出来事に死ぬほど落ち込んだことはないけれど。
真綿で首を締められるように、もがけばもがくほど苦しくなる、そんな時期が2回ほどありました。

1回目は、6月から7月。

5月にアポで19連続失注くらいして、もちろんこの時も死ぬほど苦しかったんだけど、そこから6月はアポでほとんど負けなしだった。ひとまずQでも達成できた。そこからだった。

5月うまくいかない時に下りきった甘えた基準で、自分を評価してしまうから、満足すること甚だしい。
何を思ったか、インプットを絶って、KPIを追うことに全振り。

とはいえ、結果出すぞ!おっ!って思っても、別に次の日にぽろっと結果が出るわけじゃない
インプット含め、小さな行動を積み重ねるからこそ、気づいたら結果が出ているものなんだと初めて実感した。
インプットも成長の一つ。「苦しい時こそインプット」
これはめちゃくちゃ学びでした。

2回目は、12月から1月。

10月に現場配属になってから3ヶ月、死ぬほど結果出なかったし、業務上もうまくいかないことばかりで。
11月に関しては、月間売上3万。達成率、衝撃の1%
もはや笑うしかなかったが、心はやっぱり死んでいた。
半年続いた週間振り返りタイムも、10月には習慣が消えてしまった。

まあそりゃこんな時期もある。目の前の結果に一喜一憂するな!とか言われても、その当時の自分にはモノサシの種類が不足していて、結果以外では自分の頑張りや成長、価値を測れなかった。

1月に月間初達成をして、その後はやっと抜け出してQでちょうど200%の達成。
この復調を支えたのは、「事実の粒度・精度・鮮度」、またこれを捉えるための観点の習得にこだわったからだと思う。

結果が出ていないのは、どの部分・プロセスに問題があるのか。
プロセスがなってないのは、単純に行動量不足なのか、スキル不足なのか。

単純だけど、ここら辺が切り分けられるようになってくると、
数字のアップダウンとと気持ちのアップダウンが切り分けられるようになってくると思った。

(感覚としては)自分という人格は、ぬるっとした球体ではなく、もっと多面体だと思うので、面ごとに良し悪し振り返れるとメンタル的にもいいんじゃないかと思う。
※こういうこと言ってるからわけわからんとか言われるんですよね、、でもやめません

ダイジェストとしてはこんなところ。

気持ちブレッブレでマネージャーに「過去見たことないくらい情緒不安定な新人」と言われつつも、スキル・スタンス両面、多少成長したかと胸張って言える気がする、そんな1年だった。

最近なかなか疎遠だし、ちゃんと話せてないけど、一緒に大阪配属になった同期24人と張り合えたのはめっちゃ楽しかったなあ。

特に、10月から半年間一緒の3人、めっちゃ仲良いわけじゃないけど、お互いちょこっと意識してちらちら気にし合えている3人、彼らには非常に感謝しています。これからもよろしくお願いします。

■その他、学んだこと

他、人から言われたふとした一言だったり、ふとした気づきが意外と心に残ってたりします。

「特効薬はない」

そもそも法人営業なのでリードタイムは長いことは長い。12月に積み上げたアポが3月に結果として結びついたりする商売。
上にも書いたけど、うまくいかないことが次の日にはうまくいくようになっている、そんな魔法はない。
「特効薬はない」、そう自分に言い聞かせている。
傷口ぱっくり、流血しながらも、激痛と共に前に一歩踏み出していくしかないのだと。

「すごい」は可視化できない。ホームランを狙わない。

学生時代も、社会人になってからも、「すごい」人っているじゃないですか。でも何が「すごい」のかわからない。

自分はホームランを狙ってしまう癖があるので、同じように、「すごい」人はホームランを打てるからすごいのだ、と思い込んでしまう固定観念がありました。

違いました。多分、僕には認識できない小さな行動、ヒットかも分からないヒットを日々積み重ねているだけでした。

「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」というイチローの言葉。
高校時代から監督から言われ続けていましたが、今になってようやく意味が分かり始めた気がします。感慨深い。

「情報はストックではなくフロー。浴び続けた方がいい。」

早々と弊社から飛び出していった某同期がボソッと言っていたこと。記憶力で割と乗り切ってきた僕として割とパラダイムシフトが起きた一言でした。

忘れるのが怖かったり、メモ取るのに必死だったりで読書が進まなかったけど、一冊読んで一つ行動が少し変われば上出来じゃん?という感じ。とりあえず前進もうぜってこと。

******

この他、もちろん業務面でのスキルなど、粒度高くすれば死ぬほど学びはあったのですが、これはまた今度。

■何を大事にしてきたか

上記のように、1年間学んだことは多いですが、
日々大事にしようと思って大事にできたことも結構大事だと思うので、振り返っておきます。

・挨拶をしっかりすること(会社ではドア開けてからの「おはようございます!」だけは大事にしてます)
・定期的に振り返りをすること。最低、一週間に一度。
・暇な時間も大事にすること(予定入っている=充実の呪いから抜け出しました)
・友達を増やすこと(結構大阪でもできまして、みなさんありがとうこれからもよろしくお願いします)。
・週末しっかり部屋の掃除をすること(しっかり換気しながらね)

プライベートなことしか出てこないですね、、、
まあ、全ては生活から、というのは高校野球部時代学んだこと。
良しとしましょう。

一つ仕事であげられるとするならば、


理解した気にならないこと。好奇心を持つこと。

ここだけは継続できたかも。

サークル時代、いろいろ一緒にやってきた某写真家が言っていた、
「一回行ったくらいで(その国のことを)分かった気になるな」と。

そいつは言葉通り、7回(?)くらいインドに行っているので非常に説得力があるし恐れ多いんだけど、同じくこの飽くなき好奇心と理解をし続けるスタンスは大事にして行きたい所存。

■いざ2年目、これからのこと


さて、こうやって1年目を振り返ってみましたが、ここ1ヶ月で状況は激変。。。
世の中には悪い予測と、ほんの少しの良い兆しが混在しているように思えます。

弊社は会社組織と個人の間に入る「産巣日神」の役割。

※産巣日神:むすびのかみ。古事記で語られる、神を産む神のこと。これもお客様に教えて頂いたことの一つ。

業種柄、今後さらに事態の煽りを受けていくことになると思います。

今の状況は辛いし、大阪一人暮らしの身にはなかなか不安です。
家にいるのは別に好きだけど(ハウスダストアレルギーの気はありますが)、友達と飲みに行きたいし、お客様とのアポにもたくさん行きたいし、早く元通りになってほしいなって思うこともたくさんあります。

ただ一つ確信しているのは、
コロナが起こしたこの世界の変化は不可逆的で、収束したからって決して「元通り」になんてならないということ。
何かしら常識が壊れた状態からの、再スタートになるんだろうなあと思っています。

実は我が高校の先輩、箕輪さんのツイートが頭から離れない。

だからこそ、「変わること」「変わらないこと」「変えること」「変えないこと」をちゃんと整理することが大事だと思っています。

外部環境は、変わる。
所属している会社の事業も、お相手させて頂いている企業の事業も、我々の生活環境も。
分かりやすい変化もあるけど、気付かない変化の方が多いと思う。

小さな変化を捉えて、自分の何を「変える」のか。
「対応」するより先回りして「適応」する。

変わらない強さと、変われるしなやかさを持つ。

そんな2年目にして行きたいと思います。

あとはこんな状況ではありますが、社外とのつながりをより強めて行きたい2年目です。
どうしても存在感薄れがちな2年目のみなさん(失礼)、ぜひ今後ともつながりながら頑張っていきましょう。

あと、zoom飲みに居住地は関係ないので!!!
ぜひ誘って下さい^^

読んでくれてありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?