見出し画像

終わりゆくGW、明日からまた働くすべての人へ

みなさんこんにちは。
久しぶりにnoteを書きます。森田です。

4月から新社会人として働き始めたわけですが、そこに早速の10連休。
2回も発熱して、煮え切らないGWになってしまったのですが(笑)、
みなさんはどうお過ごしになりましたか?

大阪に向かう新幹線での暇潰しに、現在ドラマでも放映されている「わたし、定時で帰ります。」を買いました。

決して本の表紙が吉高由里子の特別カバーになっていたからではないです。

この本があまりに刺さったので、noteを書かざるを得なかったという次第です。
作中のフレーズを引用しながら、この本で語られていた(であろう)ことを主観たっぷりに書いていこうと思います。

ネタバレになってしまうかもしれないので、今ドラマ見てる方は最終話くらいまで見たら、戻ってきてくれると嬉しいです。

*****

さて、あらすじはだいたいご存知かと思います。

ざっくり言うと、「とある理由から定時に帰ると心に決めた中堅会社員が、困ったブラック上司とワーカホリックな同僚がいる職場で、その働き方を貫き通すために奮闘する」話です。

これだけでエンタメとして十分ですが、性格的に書きたくなっちゃいました。

・明日の自分を信じて、その日に終わりを引く勇気

「でもさ、信じるしかないんだよね。今日の自分は精一杯やったって。明日の自分はもっと仕事ができるようになるって。無理矢理そう信じて、定時に帰ってるんだよ」

自分が仕事ができないことが分かっているが故に、ダラダラと会社に居残ってしまい、生産性も上がらない同僚に対して、主人公が語った一言。

これはなかなか僕の心にもズシンときました。
なぜなら4月末同じようなことがあったから。

4月に配属されてからは、架電によるお客様の新規開拓が主なお仕事。
8時間やって1件もアポイントが取れないのはなかなか辛いものがありました。

ただそうやってクヨクヨしていると、
なんかまだ会社にやることがあるんじゃないかとダラダラと残ってしまうし、
そんな日に限って夜もダラダラと眠れなかったりする。

結果が出ようが、出まいが、
その日1日自分が前進したことを信じて、
明日のさらなる進歩のために、帰ってぐっすり寝るしかない。

ということで、5月からは7時出社で19時退社しちゃおうと画策しています。

・仕事は人生の為にある。寂しさを紛らわすために仕事をしない。

「会社だけの人間になるな。人生を楽しめ。色んな人に会え。世界を広げろ。そういう積み重ねが良い仕事を作る。」

これは主人公の会社の社長の言葉です。

まだ一ヶ月しか働いていないものの、
明らかに世界が狭くなったのを実感しています。
大学生の時はあんなに広く感じたのにな。
きっと見えていないだけだし、今はそれが健全かなとも思ってはいますが。

ただ、最近の「お父さん預かりサービス」を見てゾッとしてしまいました。

会社以外に、家にも居場所がなくなったおじさんたちが、意味もなく残業している現実が実際にはあると思います。

仕事が嫌だから、ではなく、
帰ってやりたいことがあるから早く帰る!
というモチベーションで、残業を防止するのが健全なのではないかと思います。

ということで、5月はとりあえずキングダム読み始めてみようと思います。
これで朝会社行けなくなったら本末転倒ですね(笑)

あとは、関西で社外の人とたくさん会いたいです。
エンカレ関西飲み会とかしたいなあ。

・働き方を変えたければ、場所を変えるか、環境を変えろ。

「自分が上に行かなければ、きっとこの会社は変わらない」

残業をしないと決めた主人公が、
物語のクライマックスで決意した時に心の中でつぶやいたこと。

定時に帰ることは、
実際勇気を出せばこの主人公のように可能だと思います。
でも、それは自分だけなんですよね

この物語のキモは、主人公が周りのモーレツな働き方を、
清濁併せたやり方で少しずつ変えていくところかと思います。
そうじゃないと、ただの定時に帰る人の日記でしかないですからねこんなん。

自分の働き方を、最初は黙々と貫いている姿もカッコいいし、
それもそれでなかなかできないことです。
さらに、身の回りの人の働き方を変えると決意して、
そのために手段を選ばず動いた主人公、本当にカッコよかったです。

自分が望むモノを、どのように手に入れるか。
声に出すだけでは少し足りない。
まずは自分が動いて、周りを変えて、手に入れていきたいと思います。

後出し感ありますが、僕の座右の銘は「まず隗より始めよ」です。
5月も、それからも、
自分が望むものは自分で手に入れていきたいと思います。

そんなことをイチローも言っていた気がするしな。

***

最近、あんまこうやって小説を読む時間も取っていなかった、、
とこの本を読んで思い出しました。豊かな時間だったと思います。

ただ!この本が教えてくれました。
やっぱり仕事もいいもんだ、と。

明日からのお仕事が、
みなさんにとって人生を豊かにするものになりますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?