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■サウンドバーをノートPCに融合。ぶっ飛んだ発想が実際に製品化されてしまう

ノートパソコンのヒンジ部分にスピーカーを内蔵したよ、というニュース自体は「ぶっ飛んだ発想」とは全く思わなかったのですが、うちの長男の話を聞いて確かにニーズがあるなぁと感じました。

長男は今度高校3年生、いわゆるZ世代です。
コツコツと小遣いやお年玉などを貯めて大きな買い物をする傾向があります。もらったお金をすぐに使い切ってしまう次男や私（！）とは違う消費傾向で、お金の使い方は世代は関係ないようです。

映画用に買ったiPadがiPhone14より音が悪かった

彼が今年の正月に第10世代iPadを貯めたお金で購入しました。

映画好きで、自室でひとりスマホでNetflixを見る体験を大画面化すること、Netflixを見ている時も友だちとLINEなどチャットをするために端末を映像のiPadとLINEのスマホとに分けることが目的でした。

彼は地上波テレビはほぼ見ません。食事時に点いているものを見る埋め草程度です。そのため、自室にテレビを置く発想はありません。

映画の視聴環境を良くするために最新のiPadを買ったわけですから、画面が大きくなり満足度が高くなったのかと思いきや、昨晩「iPadはiPhone14より音が悪い」と聞かされました。

昨晩23時15分にYouTubeで初公開された、Creepy Nuts「二度寝」のPVをリビングのテレビ＋ホームシアター用スピーカーで彼に見せたことがきっかけです。

長男も一緒にTBSドラマ「不適切にもほどがある！」最終回をリビングのテレビで見たあと、主題歌のCreepy Nuts「二度寝」のPVが初公開されると聞いた流れでした。Creepy Nutsは親子で好きなアーティストで、よく情報交換やグッズプレゼントをしたりします。

iPadのある自室に行こうとするのを制止して、リビングのテレビにYouTubeを映して大画面＆ホームシアター用スピーカーでボリュームを上げて一緒に見ました。

良い音で大好きなCreepy NutsのPVを見る迫力は格別だったらしく、音の大事さに改めて気づき、iPadの音質の悪さを教えてくれました。

テレビは売れなくなるだろうことを確信

70インチのテレビにFireTV Stickを挿し、YouTubeやNetflixを流せるようにしているのがうちのリビングの環境です。そのテレビに外付けのスピーカーとウーハーをつけて音質も上げています。

でもきっと長男は、コンパクトで手軽なiPadで映像を見るほうを好みます。

今まではAirPods Pro第1世代（これも彼が自腹で購入）を併用することでiPadの音質の悪さを補っていましたが、昔は上記のようなiPadにスピーカーを合体させるドッキングステーションも売られていました。2010年、iPad第2世代あたりの商品です。

この商品の音質はわかりませんが、音質がいいガジェット、音質を良くするガジェットの需要も高まりそうだな、とZ世代の長男を見ていると確信しました。

これから独り暮らしをしてもおそらくテレビを買うことはなさそうな長男にとって、このレノボの「音質がいいノートパソコン」は需要がありそうです。