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マネジメントtips:若者の可能性を広げよう

可能性を潰さない

スピルバーグの話

昔、何のTVか忘れましたが、
「スピルバーグが12歳の時に初めて撮ったシーンとはどんな”遊び”を撮影したものか?」
という問題が出題されてました。
答えは、おもちゃの電車の衝突シーンという事でした。
理由は、スピルバーグが、電車の衝突シーンが大好きで、おもちゃの電車を衝突させては、壊すというのを繰り返したらしく。それを見かねた父親がカメラに衝突シーンをとる事にすれば、おもちゃの電車を何度も壊す必要が無いと言う事で、カメラを買え与えたらしいです。

なんと寛大な父親だろうか!!

普通で考えれば、おもちゃの電車を壊す事を怒って、止めさせて終わりです。
それなのに、カメラを与えるとは!!
もし、止めさせていたら、今のスピルバーグが存在しなかったかもしれません。カメラで衝突シーンを撮影する事に興味を覚えた事から、SF映画を作る世界の巨匠に変わっていったわけです。

ノコギリの話

話しは違いますが、こんな話しも聞きました。
子供の頃、お父さんが日曜大工が趣味でした。
そして、大工道具に非常に興味を持って触ったりしてたのですが、お父さんは、子供を心配して、触ったらダメだと注意をしてました。
しかし、ある日、お父さんの躾けを破り、自分のベッドの足をノコギリで切断したそうです。
それを見た、お父さんは、怒る事なく、「以外に上手くできてるな」っと褒めたとの事。
そして、「でも今度からは、大工道具を使う時は、お父さんと一緒で無いとダメだぞ」っと。
彼は、その時の事を今でも覚えていて、現在では”もの作り”の仕事に携わっています。
もし、父親が怒っていただけならば、彼は、その後、ノコギリを触る事は無かったかもしれません。

僕は、子供を持っていませんが、父親の小さな行動、小さな一言により子供の一生は変わる可能性を持ってると思います。
全てが簡単の話しでは無いですが、可能性があるという事です。

会社の若手の意見や考え方を聞く耳を持とう

子供でなくても、会社でも同じ事が言えるんだと思います。特に若手であれば、会社で上司、メンバーとの小さな関わり、小さな一言で大きな可能性の伸び代も変わってくると思う。
スマホネイティブの若者にとっての考え方は10年後大きな価値を生む可能性があると思います。

リモートワークが駄目とか言わないで欲しい

コロナの収束の流れの中でアメリカでは、Twitter等のIT企業の出社化が進んでいます。日本も同様の流れになってくると思います。もちろん人が集まってコミュニケーションとるのが一番効率的だし、誤解も生みにくいと思います。そして何より、若者自体もリモートワークを望んでいない可能性も大きいと思います。質問するタイミングを見るのも難しいし、周りの状況もわかりにくいリモートワークは難しいとも思えます。
しかし、コロナのお陰で3年間リモートワークをやってきたのも事実です。頭ごなしに駄目だと言わないで、意見を聞きながら最適な手段を検討して欲しいです。

新人エンジニアにはテストから、とか言わないで欲しい

新人エンジニアにテストからやらせる現場は結構あります。システムの使い方になれたり、テストの仕方を覚えたり、テストでシェル等も勉強しやすく、最初のスキルアップにも向いてる側面もあります。
しかし、人によっては退屈に感じたり、コーディングが趣味だったのに面白さがなかったりするでしょう。テストだけやるというのは、イレギュラーや機能外要件等が理解できて、自分のテストが役に立ってると思えるレベルのエンジニアにはモチベーションが上がりますが、若手すぎるとその意味も分かりません。一律ではなく個々人に合わせたタスクを与えてあげて欲しいです。

出来ないからと言って仕事を制限しないで欲しい

新人エンジニアにとって、サーバーの環境設定やミドルウェアの設定は難しい部分もあります。環境設定やっておいたから、プログラムだけ作ってくれという優しい先輩エンジニアが居ますが、環境設定も一緒にやってあげて欲しいです。もちろん最初は意味が分かりません。しかし、先輩の作業を眺めてたり、コマンドを代わりに叩くことで、こういう作業が必要なんだくらいは覚えます。少しずつでもテクノロジーワードを喋っていると、少しずつだけど記憶します。いつしか点と点が線となって繋がります。面倒くさがらずに教えながら、やらさせて欲しいです。

最後に

若手エンジニアが将来中心となるエンジニアです。マネジメント側の責任として可能性を狭めること注意して欲しい。あなたの影響を与えた人が更に別の人へ影響を与えると思うと、アメーバの様に影響範囲は大きく、責任範囲は大きくなります。

今後も続けていきますので、フォロー、イイね、シェアお願いします。
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