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「○○してもらえる?」という日本語の魅力

ゴミ出しを頼まれた

「ゴミ出しといて」
「あ、はい。」

ウチでは、今、夫が家事を責任持ってやって(くれて)いるので、
上のセリフが夫、下のセリフが私である。

私は、普段から、家事をやっていない自負はあるので、言われた事は素直に聞くようにしている。

ただ、今朝はなんだか、この言い方が、少し気になった。
昔の私は、夫にそう言っていただろうか?

子供に対しての言葉遣い

親は子供に対しては、「あれしなさい」「これしなさい」と命令をすることが多いように思う。

言われた子供は、素直に「はーい」と従う。
たまに、何度言ってもやらない場合もあり、しまいには怒りだすのが、オトンとオカンという生き物だと思う。

先日、長女(4歳)が、次男(5歳)に対してお願い事をしたけど聞いてくれない、と言いに来た。

私は、長女に

「お願い事をするときは、"○○してもらえませんか?"って聞いてごらん。」

と伝えた。

その後、次男は渋々だったのか、得意げだったのかは分からないけど、
長女が文句を言いに来なかったので、お願い事は、聞いてもらえたのだと思う。

謙遜語?謙譲語?

日本語って難しい。

昔、国語の成績は良かったはずの私だけど、これが何語と表現するのか、思い出せないので、調べてみた。

日本語センター内ブログより引用https://www.nihongo-c.co.jp/blog/blog-entry-130.html

謙遜だか謙譲だかはどうでも良さそうだ。

とにかく、

「○○してもらう」は、人に行為を頼んで、その行為に感謝の気持ちを持っている時に使うらしい。

だから、今朝、夫に「ゴミ出しといて」と言われた時になんとなく心に何か引っかかってしまったのかも知れない。

要するに、感謝を感じなかったのだ。

ちょうど、その前に、夫の作った朝食のひじき煮がとても美味しくて、

「ひじき、美味しい!ありがとう♪」

と笑顔で伝えたばかりだったのに、という背景も相まっていた。

でも、夫にしてみれば、「(いつもお礼だけじゃなくて、動いてくれよ)」とは思っていただろうとも想像する。

夫婦間では常に感謝を

家事、育児、仕事など、生活に密着しているルーティンワークは、その行い自体に感謝を忘れがちになる。

やって当然、当たり前。

なんなら、生きてる事すら、当たり前になっていると、どこにも感謝が生まれない。

それでは、家庭に血が通わず、冷めきって死んでしまうような気がするので、
私は、今日、夫が帰ってきたら、真っ先に言おうと思う。

「生きて帰ってきてくれてありがとう!」

夫に「急に大げさになってどうしたの?」って言われるのは想像できるので、
その後に、言おうかな。

「○○してもらえる?って言葉は、お願いと同時に感謝を伝える日本語なんだって。今日から積極的に使おう♪」

素敵だね、日本語も日本人も。

え?私?
素敵なママからは程遠いけど、夫が素敵です。ハイ。

m(_ _)mぺこりーぬ

サポート頂けるなんて、そんな素敵な事をしてくださるあなたに、 いつかお目にかかりたいという気持ちと共に、沢山のハグとキスを✨✨ 直接お会いした時に、魂の声もお伝えできるかも知れません♪ これからもよろしくお願いします!✨✨