見出し画像

ながらをやめて音楽に感動する

人より物事に集中するのが苦手だな
って思うことが多々ありまして。

自分なりに自分の行動や習性を分析した時に、
問題かもって思ったことがありました。

それが、ながら行動です。

歩きながら音楽を聴くとか、
喋りながらスマホを触るとか、
テレビを見ながらご飯を食べるとか、
挙げ出したらキリがありません。

そんな自分と立ち向かうために、
ながらを意図してやめてみようって話です。

自分の行動に集中するため

ながらをやめるのは、
自分が選んだ行動に集中するためです。

脳みそはマルチタスクに対応していないらしく、
同時に複数の行動をすると、
結果的に何に対しても集中していない状況になります。

偉い人もそう言っているみたいだし。

オハイオ州立大学のワンとチェルネフによる、19人の学生を対象に4週間にわたって行った調査では、マルチタスクは、一時的に「まやかし」の満足感を与えてくれるものの、パフォーマンスが落ちることを明らかにしました。

マルチタスクによって、短期的に効率や集中力が上がったように感じることはあるかもしれませんが、一方で、マルチタスクを行うと、脳内でストレスホルモンであるコルチゾールが増加することがわかっています。

コルチゾールは、脳内の記憶を司る部位にダメージを与えるため、マルチタスクをし続けると、長期的には脳の機能の衰えや、脳細胞の損傷を招き、注意力が低下したり、うつ病のリスクが増大したり、認知症のような症状が引き起こされたりするおそれがあるともいわれています。

なぜ「歩きスマホ」をする人は仕事がデキないのか…最新研究が明らかにした「人間の脳の限界」とは

確かに、謎の満足感はあるのかも。

脳みそに頼って、考えたり活動をしている私は、
脳みそを困らせる訳にはいきません。

音楽をまともに集中して聴いてなかったみたい

早速、カフェで思い立った帰り道
自分が無意識に習慣化していた、ながら行動を打ち破ってみました。

歩くと同時に耳につけていたイヤホンを取って、
周りから聞こえる環境音と、自分の歩く音と筋肉の動きに意識を向けてみました。

やっぱり音楽がないから寂しく感じてしまう。

ただ、音楽を聞かなくなった分、
すれ違う犬のへはへは吐息とか、
チャリンコの歯車が回るカリカリカリカリとか、
一つ一つの音を聞き取っては脳が順番に処理していっていました。

なんとか寂しさを我慢して家に帰ってからも、
ながら禁止ゲームは続けました。

買ってきたものをしまう時も、洗濯物を畳むときも、
ご飯を食べる時も、音楽も動画もみるのを我慢して、と。

やることやってから、音楽だけに集中してみようと思って、
さっきまで鼻歌を歌ってた曲をイヤホンで聴いてみました。


まず、再生ボタンを押して。
家なのに、普段味わえない高揚感がありました。
ライブ前に今か今かと待ち望むファンのように。

イントロから、メロディーが流れてからも、
その音楽に入り込んでいきました。

音楽の専門知識はないけど、
楽器と歌声とそれぞれの要素を楽しんでいる自分がいて、
サビから終わりにかけての落ち着いていく感じにすら寂しさがあって。

歩きながらも、好きな音楽を聴いて楽しんではいたんだけど、
車とか通行人を見ていながらだから、音楽だけに入り込める訳はない。

でも、手を止めて、
何にも邪魔されない空間で音楽を聴くと、
映画を見ているようにその世界に入り込める。

この感覚が集中しているってことなんだろう。
って実感しました。

悪い習慣を断ち切る

自分の弱点だと思っていた集中力のなさは、
自分の普段の習慣が原因で起きていました。

試してみて、自分なりに集中する感覚と、
その集中できる状態を作り出せるなら、
さっさと悪習慣を断ち切る努力をした方がいい。

習慣を変えるのもまた、苦労することなんだけど、
それをすることの価値をわかっているからこそできる。

変化を起こした瞬間の感覚を忘れないうちに、
新しい習慣を取り入れます。

それでは、


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?