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Product Hunt 注目プロダクトまとめ week3

Intro

こんにちは。かみおもりきです!普段はSaaS企業にてProduct Manager として働いています。PMとして自身の引き出しを増やすべく、Product Huntを利用し、世界最先端プロダクトの調査を行っています。今回は3週目の投稿です!( 今回はプロダクトリサーチ11~プロダクトリサーチ15まで記載します)

前回までの投稿はこちら!


Product Hunt とは

シリコンバレーで生まれたプロダクト投稿サイトです。毎日数百個のソフトウェアプロダクトが投稿されており、それらのプロダクトに対するユーザーの評価も確認できます。
Product Hunt の詳細はこちらの記事に記載されています!


プロダクトリサーチ11 -Keylitic-

特定分野毎のトレンドワードを調査できるサービス
EC出店業者等のマーケターがメインターゲット

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Pros
- カテゴリー毎に検索量・競合度を評価し、おすすめワードをサジェストできる(マーケターが抱える「SEOワードを選定する」という業務を半自動化できる)
- Googleの検索だけでなく、Amazonの検索データも踏まえたおすすめワードを算出できる

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Cons
- 同様のサービスは複数存在するので、その環境下でユーザーがKeyliticを選定するべき理由が少し分かりづらい
(Amazonの検索ランキングが重要なEC出店業者からすればKeyliticは必須かもしれない)

ideas
- まず事業の立ち上がり段階では特定のユーザー層が必須と感じるプロダクト作りに集中することで価値検証が行いやすい(Keyliticの場合はEC出店業者)

プロダクトリサーチ12 -Copysmith-

広告文の自動作成サービス。会社名やキーワード等を入力するだけで広告文を自動で作成

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Pros
- Copywriting 業務が半自動化できる
(コピーライターを雇えない企業でも広告文を作成可能)

Cons
- (現在)英語のみの対応
*創業者のAnna Wangさんよりコメントあり。間も無く英語以外の言語でも提供予定とのこと

ideas
- リソース面の問題で特定分野のプロフェッショナルを雇えないSMBを対象に、同様の業務を代行するソフトウェアを安い価格で販売することが出来れば売れる。(市場探しが大事)

プロダクトリサーチ13 -secureframe-

企業のSOC2やISO27001取得・維持をサポートするSaaS。数ヶ月かかるSOC2対応業務を数週間で終わらせられるのがウリ

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Pros
- 従来、SaaS企業が多大なコスト(人・時間)をかけて行っていたエンタープライズ対応コストを大幅に引き下げることができる
- SOC2対応に関する課題発掘〜プロジェクト管理まで1サービスで完結できる(複数のツールで複雑な管理を行う必要がない)

Cons
- SOC2が重視されている市場のみでしか使えない(日本市場ではあまり必要とされない)

ideas
- スタートアップは「企業内の特定部門のみに発生する課題(ニッチな課題)×対応コストが大きい」市場に対してアプローチするべき、というお手本通りの事例。

プロダクトリサーチ14 -Bubbles-

Webページ開き、コメント・音声を入力するだけでチームに動画を共有できるサービス

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Pros
- 有用そうな記事のURLや引用箇所をコピペしてSlackでチームに共有する手間が省ける(気になったWebページを開いたままBubblesでコメントを残せば、気になった内容をそのままチームに伝えることができる)
- Webページが非常に整っており、SaaSのお手本感がある。
(CTA/機能/顧客の声 の全てが簡潔で分かりやすい)

Cons
- Webページをキャプチャして、コメント・音声を入力する習慣が無い
(ユーザーが今まで行っていなかったアクションを取ってくれるか)

ideas
- Bubblesでコメントを残すと、その内容が自動でSlackに転送されるようになると使いやすい(Zapier連携で実現できるとありがたい)
- LP内の顧客の声で有名スタートアップの創業者や役職者が並んでいると良いプロダクトに見える傾向にある

プロダクトリサーチ15 -Airsend-

Client collaboration ツール。
社外の関係者とコミュニケーションを取る為のサービス。

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Pros
- 複数組織間のチャット・ビデオ通話・ファイル共有・Todo管理を一元的にできるので、複数者が連携して行うプロジェクトにおけるコミュニケーションを円滑化できる

Cons
- 現状、Slack/Teamsの外部連携チャンネルで事足りている感があるので、ニーズが顕在化していない(?)
(セキュリティが厳しくSlack/Teamsで社外関係者を招待できないエンタープライズではニーズが存在するかもしれない)

ideas
- 普段スタートアップ界隈に居ると気付きづらいが、エンタープライズならではの課題やニーズも多いので、そこに着目してプロダクト開発を進めるのも一つの戦略。

Outro

3週目はBtoB-SaaSを中心にリサーチしてみました!次週からも継続して調査していきたいと思います。皆様からもこういうサービスを調査して欲しい等のご要望がありましたらメッセージください!

平日はラフにTwitterで調査結果をアウトプットしているので、気になった方はフォローお願いします🙏


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