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英文読み下しの技法-1、単文を読み下す

 英文読み下しの技法-1単文を読み下す。

 主語と動詞が1組の文を単文、2組以上の文を複文と言います。

 ここではまず、単文の読み下し法を解説します。

 英文は、基本的には初めに主語があり、次に述語が来ます。そして、その後に目的語や補語などが来ます。主語、述語、目的語、補語の纏まりを文型といいます。そして、その文型の塊の後に修飾語(前置詞句や副詞)が来ます。
 
 なので、前置詞の前にスラッシュを入れて(ただし、動詞+前置詞=句動詞の場合は他動詞と考え前置詞の前にスラッシュは入れません)、文型の塊、修飾語句(前置詞句及び副詞)の順に読み下します。
 
 例えば、
 Your mother looks young for her age.
 という文は、前置詞句の前までが文型の塊ですから前置詞の前にスラッシュを入れて、
 Your mother looks young/for her age.
 とし、読み下します。
 つまり、「あなたのお母さんは若く見える、年の割には。」となります。
 
 もちろん、文頭に前置詞句・副詞などが来ることはよくありますが、それらはそのまま前置詞句・副詞として訳します。
 例えば、
In a word,/ I am fed up/ with my life here.
 「一言で言えば、私はうんざりしている、ここでの私の生活に。」となります。
 
 リスニングにおいても、流れてくる順に日本語に置き換えていきます。ちょうど、息継ぎのところがスラッシュが入るところなので、息継ぎのところまでを日本語に置き換えて聞きます。これを、スラッシュ・リスニングといいます。
 例えば、
 It is clear /that human activities are responsible/ for those
phenomena.
 「それは明らかだ、人間の活動が責任があるという事は、これらの現象に対して。」と順に日本語に置き換えます。

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