SNSマーケティングを途上国で水平展開させるには?SNS集客全体像を公開
こんにちは^^
今回は、途上国で「SNS集客」を水平展開させるための、SNS集客全体像をお伝えします。
ここでは、
・日本から、途上国へ送客する場合
・途上国市場で集客する場合
両方に活かせるように書いていきます。
SNSを活用したSNSマーケティング全体像(図)
SNSマーケティングとは、
SNSを使って、商品・サービスが売れる仕組みを作っていくことです。
上の図にあるように、GoogleによるSEO対策、口コミ、広告、facebook、instagram、他にもYouTubeやTwitterなどの媒体を使って、お客様をWebサイトやLP(ランディングページ)に集客をします。
その後、あなたのWebサイトやLPを見ていただき、お客様は商品購入したり、クローズドメディアと言われるメルマガ・LINE@に登録します。
ここで登録された時点で「リスト登録された」ということになります。
メルマガ・LINE@に登録された後は、その媒体からさらに価値提供をしたり、イベントのお知らせをしたり、販売者側から、プッシュ通知をすることができるようになります。
結果、商品が、オープンメディアで販売するよりも購入率も高く、販売側が無駄な労力も使わずに、お客様に購入してもらうことができていきます。
SNSマーケティングで「商品・サービスを販売していく」とは、上の図のようなビジネスモデルを作り、最終的に
・リピートが生まれるビジネスを作ること(継続課金)
・お客様が集まり続け、プッシュし続けられる媒体をもつこと
です。
この2つを理解せずに、
SNSで情報発信だけやみくもにやっても労力を消耗させてしまいます。
よく起業をした人がSNS疲れ、集客疲れ、
情報発信地獄に陥ってしまう人は、
「情報発信のゴール」
を意識せずに行っているからです。
つまり、リスト登録後の媒体が弱く、ずーっとオープンメディアでの集客合戦をしてしまっているのです。
情報発信をすれば、
・認知があがる
・集客ができる
といったメリットがありますが、ずーっと続けるわけにもいかないと思います。
「更新してアクセスがのびているが、売上につながらない」
「更新してもアクセスも伸びないし、売上にもつながらない」
結果、起業を諦める
というケースがあまりにも多いです。
SNS活用でもつべき2種類のメディア
上の図にあるように、
SNSを使って集客をしていくには、
・見込み客を集める媒体・・・オープンなメディア
→facebook,instagram,twitterなど
・リピートを生む媒体・・・・クローズドメディア
→LINE@やメルマガなど
この2つが必要になります。
では、それぞれの役割をみていきます。
リピートを生む媒体・・・・クローズドメディアとは?
簡単にいうと、
全体公開されているような情報ではなく、
クローズドで見込み客にだけ公開するようなメディアです。
ビジネスを仕組み化できていない人や途中で諦める人のほとんどは
2つ目の
「リピートをうむ媒体」
をうまく活用できてないことが大きな原因です。
ブランディングがうまく、
情報発信ができていれば、
見込み客を集めることは簡単です。
しかし、
図にもあるように「リスト登録」と「商品購入」にまで至っていないことが
稼げてない大きな要因。
商品購入までのフローは
1、情報発信で見込み客を集める
2、リスト登録=LINE@やメルマガへ登録
3、LINE@やメルマガからオファー
「リスト登録」といって、
自分自身のもっとも近い媒体にお客様になってもらうことが
商品購入や、商品のリピートを促します。
特に最近は、
「関係性」がビジネスで大きく差を作ります。
同じ商品を購入するとすれば、
「関係性」の深い人から購入したい
という消費者心理があります。
なので、いきなり商品を購入してもらうのではなく、
一度関係性を築いてから、
商品購入を促進した方が圧倒的に売りやすいのです。
「関係性」は一晩にしてはできません。
いかにお客様と近い存在で、信頼されていて、タッチポイントがあるかどうか?が関係性を作れるかどうかになるのです。
それにはやはり、
オープンなSNSの媒体よりも、クローズドの媒体の方が関係性を作りやすくなります。
関係性が作れるようになると、さらに高単価の商品も販売できるようになっていきます。
見込み客を集める媒体・・・オープンなメディアとは?
facebookやinstagram、ホームページのことです。
集客するメディアのことです。
クローズドのお客様を集めるには、
まず、見込み客を集める媒体が必要になります。
情報発信をしていけば、見込み客を集めることができます。
(ただやみくもにやっても意味がないですが)
この時のコツは、
・見込み客と思って情報発信をすること
→絶対的に必要とされる本物の情報だけを発信すること。
・情報発信の見込み客のアクションを明確にすること
→あなたの情報発信を見て、見込み客にどんな行動を起こしてもらいたいのかを明確にすること。
商品の購入をしてほしいのか、メルマガに登録してもらいたいのかなど、具体的に行なってもらいたいアクションを明記します。
集客のノウハウに関しては、
他にもたくさんありますが、
抑えて欲しいポイントが上の2つです。
SNS活用は新規顧客を集めるだけではない、リピートを増やすこと。
最近、多くのSNS女性起業家が起業を諦めてしまっています。
その要因が
・情報発信地獄
・一人起業地獄
となってしまっているからです。
もちろん、情報発信をすれば、見込み客を集めることができ、
「起業している」と言えます。
お茶会やセミナーに人を集めることもできるようになります。
しかし、今からは人口も減り、さらに不景気になっていきます。
不景気のお財布の紐が厳しいときに、
新しい商品を買うことや、コンサルを切り替える等の、出費がかさむことはしなくなります。
なので、いつまでも新規のお客様を集客し続けるには、限界があります。
私が作っているSNS活用は、
新規顧客だけではなく、
リピートをしてもらうための仕組みづくりをすることです。
情報発信をして見込み客を集める
↓
リスト登録・・・LINE@やメルマガ
↓
商品購入
↓
LINE@やメルマガから配信
↓
商品購入(リピート&高単価化)
というビジネスモデルを起業初期から構築することを目標としています。
ここで大事なことが、
商品を購入してもらう前段階の
「リスト登録」の数です。
リピートが生まれる仕組み、
良い商品を作っている仕組み
であれば、
母数が多いほど、
商品を購入してもらえる数も増えていきます。
どんなビジネスでも
「売上=購入者の人数×単価」
というのは決まり事です。
売上をのばしていくには、
・単価をあげる
・購入者の人数を増やす
どちらかです。
単価をあげるのは、価格相場やご自身の実力次第になりますが、
人数は見込み客(=母数)を増やすことで、
売上の増加が可能になります。
ここでリピートが生まれるように、
「リスト数」が多ければ多いほど、
売上が上がる確率も高くなっていきます。
SNSで集客をするコツは価値提供
先に、リピートについてお話をしましたが、リピートを作る前にやはりクローズド媒体に登録してもらう「母数」を大きくしていく必要があります。
そのために、オープンメディア(facebook、インスタ、ツイッター、YouTubeなど)で「価値提供」をしていきます。
あなた自身が販売する商品・サービスに関する情報を公開していきます。このときに、出し惜しみは厳禁です。
例えば、バリ・カーチャータービジネスでは、日本人観光客に私たちのカーチャーターを使ってもらうために、インスタグラムでバリ情報をお届けしています。
私たちの場合は、インスタグラムを使ってバリに観光にいく人への必要な情報を提供しています。
価値ある情報を発信していけば、自然と「ファン」が集まり、情報を待っていてくれるようになります。
ファンとの信頼関係が築くことができれば、商品・サービスもリピートされるようになります。
SNS運用をアジア各国で水平展開する方法
ここまでは、日本市場で一般的に使われているSNS活用についてお話しました。
では、どのように途上国で展開していくのか?とお伝えしていきます。
冒頭でもお伝えしましたが、「途上国」での集客をする場合、2つの方法があります。
1、日本市場をターゲットに、途上国へ送客をする(観光ビジネスなど)
2、途上国市場で、途上国に住む人を集客する
いずれにしても、ターゲットに合わせて媒体を選んでいくことになります。
1の日本市場がターゲットであれば、インスタやYouTube、ツイッターなど、日本で集客をする方法と変わりありません。業種業態によって、集客媒体を選択していきます。
2の場合、途上国市場でもっとも使われている集客媒体を使っていきます。例えば、ミャンマーの場合、ツイッターやインスタグラムのユーザーは5%以下です。
facebookの利用率が95%近くあるため、ミャンマーでビジネスをする場合は、「facebook」を使うことを前提で進めていきます。
情報発信をするメディアを決定したら、「クローズドメディア」を作ります。クローズドメディアでは、情報発信するメディアよりも見込み客が多く、さらに濃い信頼関係を作っていけるようにします。
日本人を集客する場合はメルマガ、LINE@が主流です。
ミャンマーの場合は、LINEやメールはほとんど使われないので、電話番号を集めたり、facebookページをクローズドメディアとして使っている人がほとんどだそうです。
集客したい媒体の決定は、あなたが活動をしている地域で主に使われているSNSをリサーチして、決定していってくださいね。
そのよく使われているSNSを使って、クローズド媒体に集客をしていきます。
まとめ
SNSを活用して、売り上げを伸ばしていくには、
リピートをしてもらうための、「リスト登録」を意識して取り組んでいかなければいけません。
そして、
リピートをしてもらうために、1つ1つのコンテンツに魂をこめられるかどうか。
女性起業家だけでなく、今のインターネットビジネスで多いのは、
高額セミナーや、高額起業塾で集客だけして、一切のサポートなし。
ブランディングで集客をすることを得意として、育てることはしない。
こういったビジネススタンスだと、当然ですが
リピートは生まれません。常にオープンメディアを使って集客をしていかなければいけないので、苦しくなっていきます。
売上もどんどん減っていくことになります。
そうならないように、
早い段階から、
「リピート」を意識した、SNSの活用を途上国でも展開してみてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?