TRPGってどんなシナリオがあるの?種類別に紹介するよ

mohikanz TRPGアドベントカレンダー。
https://adventar.org/calendars/4678

超優秀キーパーのnatsuoさんからバトンを引き継ぎまして、三日目を担当させて頂きますmorinと申します。
昨日はとても参考になる、こちらのキーパリングの記事でした。
私も普段、「えーっと…そうですね、多分、駅前です……」みたいなキーパリングをしてるので、勉強になりまくりでした。頑張ろう!

ちなみに、何故か記事がもう二回目です。
誰か!!たすけて!!!

TRPGってどんな感じのシナリオがあるの?

さて、気を取り直して今回もTRPGの紹介記事です。
紹介と共に、2019年に印象深かったシナリオも振り返ってみます。
一日目に「こんな感じで進むんだ〜」って紹介しました。
とはいえ、TRPGはもっと色んな種類があります。
今回はざっくりどんな感じのTRPGのシナリオがあるのか?と紹介して行きます。
細かいゲームのシステムは、それは他の誰かにお任せつつ……。

(シティ)探索系

このタイプのTRPGでは、特定の物語の中で生活する一人としてゲームが始まる事が多いです。
そして何かしらの原因により、事件に巻き込まれていきます。
巻き込まれない事もあります。
舞台が街では無く、村だったり国だったり学園だったりするのですが、総称として「シティ系」という言葉が使われています。
シティ系では、名の通り街全部を自由に探し回れます。
しかし、あまりにも広大な為、独自の地図が出てきたりします。

画像1

これは、以前私が作ったシナリオで登場させた地図です。
(これは、ちょっとやりすぎましたが)

私は、シティ系が一番好きです。
好き放題出来るのが楽しいんですよね。
難点としては、やはり一回ごとに時間がかかってしまったり、人数が固定化されたりして、機会を作るのが難しい事でしょう。
休日、予定を合わせて行うシティ探索系のシナリオは、一つのノベルゲームを複数人でプレイしているような楽しさがあります。

今年やった印象深いシティ系TRPG3選
・エルズ・コール
・ピースメイカー
・神妙鏡

クローズド探索系

このタイプのTRPGは、急に意識を失いどこかの空間に飛ばされる……みたいな始まり方をする事が多いです。
そして、その空間から生きて脱出する……みたいなケースが多いですね。
クローズドは、比較的簡単にゲームを始める事ができます。
目的としても「生きて脱出」というわかりやすい目的があるので、プレイしやすいですね。
脱出系と聞くとパターンが決まってそう、と思うかもしれないのですが、そこはTRPG。
色んな人が色んな趣向を凝らすので、飽きない楽しさです。
平日夜にサクッと回せるのがお勧めですね。

今年やった印象深いクローズド系TRPG3選
・死人に口あり
・環状密室
・幸福薬

PVP系

好き嫌いがはっきりわかれますが、気の合う仲間と行うと非常に楽しいTRPGです。
何かしらの原因があり、プレイヤーたちは対立します。実は対立してなかったりもします。
そして、上手いことゲームを進めて自分の目的を達成する事がゴールとなります。
ジリジリと焦がれるような非日常感がとても味わい深く、楽しいPVPを行うと何回も何回もやりたくなります。

今年やった印象深いPVP系TRPG3選
・アホでもわかるパラノイア風忍者TRPG
・密室シェアハウス
・face

ロールプレイ重視系

他のTRPGとやや異なり、ゲームクリアが一番の目的では無かったりします。
事件が起き、解決自体も必要なのですが、あなたはこのプレイヤーで何をしますか?と問われる事が多いTRPGです。
非日常な世界で、あなたはどんな選択をするのか。
このタイプのTRPGは非常にエモみが深くなって危険です。
ロールプレイはシリアス方面で無くてもいいのです。
普段じゃないあなたで、思うままに狂いましょう。
ロールプレイ重視系のTRPGでは、物語の登場人物の一人となる分、その世界へのめり込まれ方が強いです。
完全に普段の日常が置いていかれます。
良いロールプレイ重視系のゲームをするとのめり込み過ぎて、しばらくの間余韻がずっと続きます。
なかなかTRPGを忘れる事ができなくなるでしょう、まさに醍醐味ですね。

今年やった印象深いロールプレイ重視系TRPG3選
・ドッペルさん
・電気羊は如何にして夢をみるか
・カスタマイズラバー

秘匿系

開始時に前もって何かしらの情報がゲームマスターから与えられます。
それには、色々な事が記載されています。されていない事もあります。
それがPVPにつながったり、探索の糸口につながったり、ロールプレイにつながったり……。
秘匿系は、特に他の傾向のゲームと組み合わさる事により面白さが倍増されますね。
秘匿系は、どうしてもシナリオの想定人数とプレイヤーが一緒じゃないとプレイが難しいのですが、かち合った時の楽しさは格別ですね。
今年やった印象深い秘匿系TRPG3選
ネームレス・カルト(私はネームレスカルトの前だと口数が多いオタクになります)
・大正浪漫X2U_令嬢×使用人
・見果ての綸紡

その他

身も蓋も無いのですが、一般的なカテゴリに含まれないTRPGも多いです。
終始ギャグ進行だったり、ひたすらにホラーだったり、全く違う別の何かだったり……。
もともとは単なるクローズドだったものが、プレイヤーたちの進行によって別の何かになってしまった事もあります。
(その時は、シナリオ作者さんにはごめんなさい、と思ってます)
そんな中からもドラマが生まれるから、TRPGはやめられないですね。
今年やった印象深いその他TRPG3選
・曖昧な食卓
・ちいさくうつるもの
・サイコメイズ

まとめ

いろーんな、TRPGがあります。
一緒にあそぼう!

それでは明日、アツいロールプレイに定評があるnagashi_ma_wさんにお渡しします。
あれー、明後日またアドカレが帰ってくるぞ……。

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