Junpei.Morinaga

南紀オレンジサンライズFC代表。「サッカークラブ×移住×農業」をテーマに、和歌山県の紀…

Junpei.Morinaga

南紀オレンジサンライズFC代表。「サッカークラブ×移住×農業」をテーマに、和歌山県の紀南地方を中心として2022年より活動を開始しています。

マガジン

  • 南紀オレンジサンライズFCの裏側(2020年)

    2022年より和歌山県みなべ町および田辺市を拠点に活動を予定しているサッカークラブ「南紀オレンジサンライズFC」 これまで表には出してこなかった活動の裏側を、自分自身の備忘録という意味も込めてまとめていきます。 実際にクラブ設立に向けて動き出した2020年3月頃から2020年の終わりまで、計10回に分けて記事にしていく予定です。 ※ 有料記事になりますので、転載・引用・SNSでのネタバレなどはご遠慮くださいますようご協力をお願いいたします。

最近の記事

備忘録

これから重要になってくるのは「いかにしてサッカー以外で価値を生むか」ということ。クラブ始動前から分かりきっていたことではあるが、改めてそのことを再認識している。 これだけ全国各地にサッカークラブがあるものの、勝敗やサッカーの質のみで多くの人に価値を与えられるクラブは本当にごくわずかな存在。 その中で、近年はJリーグを目指すクラブとともに地域活性化を掲げる新興クラブが増えてきた。「サッカークラブを通じた地域創生」が一つの合言葉のようになっている。 このような流れの中で「活

    • 3年目のシーズンを迎えて

      南紀オレンジサンライズFCは、和歌山県の紀南地方を中心として「サッカークラブ×移住×農業」をテーマに2022年より始動したサッカークラブです。 選手・スタッフが和歌山県外から移住し、そこで農業を中心とした仕事に取り組みながら、サッカーだけでなく地域貢献活動も積極的に行うことで、周辺地域の活性化を目指します。 クラブ始動2年目となる昨シーズンは「和歌山県社会人サッカーリーグ2部」ならびに「全国社会人サッカー選手権和歌山大会」を優勝し、最低限の結果を残すことが出来ました。

      • 主体性

        南紀オレンジサンライズFCは、和歌山県の紀南地方を中心として「サッカークラブ×移住×農業」をテーマに2022年より始動したサッカークラブです。 選手・スタッフが和歌山県外から移住し、そこで農業を中心とした仕事に取り組みながら、サッカーだけでなく地域貢献活動も積極的に行うことで、周辺地域の活性化を目指します。 本日のトレーニングマッチをもって、2週間のOFF期間に入ります。 クラブが始動してからおよそ半年、全体として上手くいったこともあれば、当然そうではないことも多々あり

        • 断捨離

          南紀オレンジサンライズFCが実施しているクラウドファンディングですが、締切前に目標金額に到達しました。 ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。 今回のクラウドファンディングは7/29(金)のお昼まで実施しております。 選手が独自で考えた返礼品や地元企業様からの商品もあるので、ご興味のある方がいらっしゃれば是非一度プロジェクトページを覗いてみてください。 というわけで、本日の本題です。 ここ1週間くらいで3回ほどクラブの立ち上げからこれまでに至る経緯を話

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        • 南紀オレンジサンライズFCの裏側(2020年)
          16本
          ¥700

        記事

          クラウドファンディング

          この度、南紀オレンジサンライズFCは 
・移住と農業を組み合わせたサッカークラブの可能性を多くの方に知ってもらう 
・南紀オレンジサンライズFCが携わっていく地域の魅力を発信する
 ・クラブの運営資金の確保(県外遠征費、消耗品の購入、選手の待遇改善など)
 を目的として、クラウドファンディングを実施中です。 

【クラウドファンディングとは】 
クラウドファンディングとは、インターネットを介して不特定多数の人々から資金調達を行う手段のことで、支援者はそのリターンとしてモノや

          クラウドファンディング

          なんきコイン

          この度、南紀オレンジサンライズFCはファンマーケティングツール「YELLtum(エールタム)」導入により、地域通貨として機能するファントークン「なんきコイン」を発行いたしました。 「なんきコイン」の発行を通して、新しい収益源の創出だけではなく、南紀オレンジサンライズFCの理念でもある「サッカークラブを通じた継続的な地域貢献の実現」に向けて、和歌山県の地域活性化に貢献していくことを目指します。 今後「なんきコイン」を購入したファン・サポーターはクラブが提供する限定のキャンペ

          なんきコイン

          日常と非日常

          クラブが初年度にも関わらず多くの人に注目してもらえている理由の一つとして「非日常性」があると思います。(といってもまだまだ認知度は低いので、クラブを知ってもらう活動はこれから必要不可欠です。) 南紀オレンジサンライズFCの活動地域は主に和歌山県の上富田町・田辺市・みなべ町です。 こういった地域で ・自分たちのようなサッカークラブがない ・地域の人がサッカーを現地で観る機会もない ・県外から若い人が移住して働きに来る機会も少ない といった要因が重なっていることは、間違いなく

          日常と非日常

          アルテリーヴォ

          和歌山でサッカークラブを作るとなった時に、一番最初に頭に浮かんだのはアルテリーヴォ和歌山のことです。 サッカーに関心がない人には馴染みがないかもしれませんが、和歌山市を拠点にJリーグ入りを目指して活動されています。 元々同カテゴリーの別クラブに属していた自分にとって、アルテリーヴォは一般の人と比べると身近な存在でした。 関西リーグ1部の中ではサポーターや観客動員も多く、公式戦でアウェイ感を感じる数少ないチームだったように思います。 また選手同様に移住組の自分にとって、

          アルテリーヴォ

          母校訪問

          少し前の話になりますが、5月30日(月)に同志社大学スポーツ健康科学部の必修科目「スポーツ社会学」にて、ゲストスピーカーとして講義をさせていただきました。 主に卒業後の活動について話をしたのですが、社会人になってから自分のこれまでを振り返ることもなかったので、プレゼン資料を作りながら「そういえばこんな事もしたな」と懐かしい気持ちになりました。 それと同時に、200名ほどの学生の前で話をする機会もなかなかないので、非常に貴重な機会となったと思います。(写真の右側が大学時代に

          見られているという意識

          南紀オレンジサンライズFCは、和歌山県の紀南地方を中心として「サッカークラブ×移住×農業」をテーマに2022年より活動するサッカークラブです。 選手・スタッフが和歌山県外から移住し、そこで農業を中心とした仕事に取り組みながら、サッカーだけでなく地域貢献活動も積極的に行うことで、周辺地域の活性化を目指します。 5月8日(日)に活動拠点である上富田球技場で初となるリーグ戦が開催されます。 和歌山県社会人サッカーリーグ3部 第3節 vs ディポルト 開催日:5月8日(日)

          見られているという意識

          移住日記(2022年1月21日〜1月30日)

          南紀オレンジサンライズFCは、和歌山県の紀南地方を中心として「サッカークラブ×移住×農業」をテーマに2022年より活動を予定するサッカークラブです。 選手・スタッフが和歌山県外から移住し、そこで農業を中心とした仕事に取り組みながら、サッカーだけでなく地域貢献活動も積極的に行うことで、周辺地域の活性化を目指します。 和歌山に移住してきて、気がつけば3ヶ月が経過しました。 せっかくの経験なので、可能な限りこれまでの出来事をまとめておこうと思います。 数ヶ月前の話は記憶が曖

          移住日記(2022年1月21日〜1月30日)

          4/10(日) リーグ戦第2節

          和歌山県社会人サッカーリーグ3部 第2節 南紀オレンジサンライズFC vs FC BLAZE 湯浅 試合日:2022年4月10日(日) キックオフ:13時15分 会場:和歌山市民スポーツ広場 〈試合結果〉 ○2-0(1-0、1-0) 〈得点経過〉 前半33分 10川中涼 後半22分 10川中涼 なんとかリーグ2連勝。 ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。 次節は活動エリアである上富田球技場での公式戦です。 〈次節案内〉 5月8日(日) 13時15分キッ

          4/10(日) リーグ戦第2節

          リーグ開幕戦

          和歌山県社会人サッカーリーグ3部 開幕戦 南紀オレンジサンライズFC vs CLASSICS 試合日:2022年4月3日(日) キックオフ:11時45分 会場:和歌山市民スポーツ広場 〈試合結果〉 ⚪︎4-1(2-1、2-0) 〈得点経過〉 前半15分 失点 前半22分 6竹川恭平 前半33分 10川中涼 後半16分 15竹中天都 後半35分 13江藤祐也 クラブ初となる公式戦、無事勝利で終えることが出来ました。 まだまだ様々な面で課題もありますが、少しずつ前進して

          リーグ開幕戦

          リーグ戦開幕にあたって

          2月15日(火)のクラブ始動日から1ヶ月半、いよいよリーグ戦開幕を迎えることとなりました。 まず無事にここまで辿り着けたことは一つ良かったと思っています。 ただクラブが始動してからというもの、日々のタスクに追われてなかなか新しいことにチャレンジする時間が取れませんでした。 実際に取り組みたいことがあるにも関わらず、そこに着手出来ないというのは非常に歯痒いですね。 自分自身の時間の使い方を工夫しなければならないなと感じる今日この頃です。 始動日から多くのメディアに取材

          リーグ戦開幕にあたって

          南紀オレンジサンライズFC始動

          少し前になりますが、2022年2月15日(火)より上富田スポーツセンターにて全体トレーニングを開始しました。 現段階で選手21名と現場スタッフ5名の入団が確定しており、半数以上は和歌山県に移住済みです。 4月より「和歌山県社会人サッカーリーグ3部」に参戦し、上位カテゴリーへの昇格を目指すとともに、地域に根差した活動にも積極的に取り組んでいきます。 まだまだ課題は山積みですが、少しずつクラブとして前進していければと思います。 【ユニフォームの販売について】 昨日より2

          南紀オレンジサンライズFC始動

          クラブ始動前夜

          南紀オレンジサンライズFCは、和歌山県の紀南地方を中心として「サッカークラブ×移住×農業」をテーマに2022年より活動を開始するサッカークラブです。 選手・スタッフが和歌山県外から移住し、そこで農業を中心とした仕事に取り組みながら、サッカーだけでなく地域貢献活動も積極的に行うことで、周辺地域の活性化を目指します。 「移住をテーマにしたサッカークラブ」を設立しようと思ったのが2020年の3月。 本当に0からのスタートで、それから活動拠点の選定、選手・スタッフの募集、地域と

          クラブ始動前夜