ヒトカン点滴1回目を終え、ホテルにて一泊して朝食をハシゴした私は、帰るために空港へ。
少し時間があったので、本屋さんに立ち寄りました。

自己啓発本の類はあまり読まないのですが、一気読みしたら突然「生きること」にやる気がみなぎってきました。

人生は一度きり！少しでも興味があったり、思いついたことがあったら、一歩を踏み出す人間になろう！

心を燃やしながらその本を購入し、飛行機の中でももう一度読みました。

快適な空の旅を終え、さー手始めに何をしようか、と考えながら、家に向かうため高速道路を走っていると、急転直下！

またあの狂おしいほどの空腹がやってきたのです。

「やだなにこの空腹感！次のサービスエリアで何か食べなきゃ！」

アラフィフの私。ここ最近の空腹感は、我慢できる程度で10分もすれば忘れてしまうほどです。しかしこの空腹感は強烈でした。

サービスエリアにかけこんで、天ぷらそばを美味しくいただ、き、ま、し・・・。

入っていた海老天をじっくり見ていると、急に心配になってきました。

「この天ぷらを揚げるのに、なんの油を使っているんだろう？私の赤ちゃん細胞は喜んでいるのかな？」

考えすぎて、衣だけ残してしまいました…（きっとイミない）（涙）

それでもちゃんとお腹もいっぱいになり、再び車に乗り込んだのですが、ぼんやり考えるのは晩御飯のことです。

昼食を食べた直後に晩御飯のことを考えられるって…、若くないですか？？

満腹の時ほど、次の食事について考えるって難しいと思うのですが、この時の私は違いました。

しかも、晩御飯のことを考えると、元気が湧いてくる！
よおし、お寿司をテイクアウトして、野菜スープも作ろう！

旅からの帰り道なんて、いつもはぐったり無言×無能×無気力のはずなのに、どこからか湧いてくるこのパワー。

本当に自分でお寿司屋さんに電話してテイクアウトの注文をし、わざわざ取りに行き（私は相当の面倒くさがりです）、スーパーにも寄って野菜を買い込んで野菜スープも作り、食べたら洗濯も掃除も仕事もし、1日を終えたのでした。

食欲に関して考えてみると、やはり「体が欲している」、これに尽きると思います。

旅の疲れを感じなかったのも、ひょっとして赤ちゃん細胞のパワーかもしれません。あるいは、空港で買った心燃える本でアドレナリンが出たのか。

この日はコマのようによく動きました。なのに疲れでブレーキがかかるという感覚は一つもありませんでした。

こんな感覚はもう学生以来なかったことです。

若返った感じがする！と思うのですが、同時に「本当に？」と疑ってしまうのが、私の悲しいサガです・・・。

今回はここまでです。

次回は食欲以外で感じた変化について書いてみようと思います。
ありがとうございました。