ついにこの日がやってきた!
パクさんのご厚意により、ホテルからはパクさんの車で病院に送っていただきました。
しかし到着したところはなんと、ビル!
ここは韓国の「株式会社EHLbio研究所」(以下EHL)。会社と医療施設が一緒になっており、私の「幹細胞治療」を依頼したところです。
通していただいたキレイな会議室には、お美人さんがお二人いらっしゃいました。
韓国の方って、どうしてこんなにもお肌が綺麗なのかしら〜と見惚れてしまいます。
お二人ともEHLのスタッフさんで、一人の方は通訳さんでした。
「ようこそいらっしゃいました。まずは当社についてご説明させていただいたあと、問診に移りますね」
「株式会社EHL Bio研究所はEsthetic(美容)Health(健康)Longlife(長寿)を目指し・・・」
「幹細胞は分裂と分化により脳、皮膚、軟骨、骨、神経、筋肉など様々な細胞と組織を作る能力を備えています・・・」
「国内最大の自己幹細胞培養、保管及び品質管理システム、最高レベルのGMP施設を保有・・・」
「国内外の名門大学と幹細胞の共同研究しており・・・」
なんだかすごいお話が続き、しかもどんな結果が今までもたらされたのかなど画像で見せてくれたのが一番わかりやすかったです。
それに途中途中で、わからないことがないかなど聞いてくださり、とても優しかったです。
説明が終わってから問診が始まりました。
院長先生のお出ましです。
ここでは、事前に提出してあった問診票を見ながらあれこれ質問を受けます。
院長先生は終始ニコニコしていて、塗り薬からアレルギーがあることを察したり、穏やか通訳さんを通じて話してくださいました。
院長:
一番気になるところはどこですか?
ビビ:
右膝です。
院長:
年齢からすると、よくあることですね。
痛みがひどいようであれば、直接、幹細胞を注射することもできるんですよ。
ビビ:
直接!?もできるんですね!
静脈点滴しか知らなかったので、ちょっと驚きました。膝に最短距離で幹細胞を届けることができるので、効果も高いようです。
それは痛みが強烈だったりしないのかを聞こうかと思いましたが
「めっちゃ痛いですよ」
とか言われたらもう先がないので、聞かずじまいでした(それはそれで迷宮入り)。
院長:
他に気になるところはありませんか?
ビビ:
この治療は、歯にも効果はありますか?
院長:
インプラントをするために、この治療をする人もいますよ。
つまり効果はあります。
その場合も、歯茎に直接幹細胞を注射をすることになります。
ビビ:
やはり直接…!
でも、そうすればインプラントもできるようになるんですね!
院長:
はい、そういう方もいます。
人前で笑うにはマスクが必要になってきていた私に、夢が広がった瞬間でした!私は侵襲性歯周病のため、歯茎はおろか歯を支える骨も少なくなっており、インプラントどころか、歯列矯正もできないのです。
院長:
他に気になるところはありますか?
ビビ:
えーと、えーと、緊張しちゃって、すみません。
えっと、はい、大丈夫です!
院長:
ハッハッハ!僕がハンサムすぎたかな?
では、オペの準備に入りますね。
ビビ:
よろしくお願いいたします!
手の甲に書いておいたハングルを見るのも忘れて、日本語でお願いしました。
その後、用紙に署名をしました。
多分こちらが最終的な「意思決定書」みたいなものだったのかなと思います。
一旦、控室に案内されたのですが、そこはまるでホテルの一室!
大きな窓があり、丸いテーブルがあり、ふわふわのベッドがあり、洗面台もお手洗いもついている清潔な控室でした。
EHLbio研究所には、こういったリラックスできる控室や(点滴を受けることも可能)オペ室、会議室などがありました。
先に尿検査をし、そのあと用意されていた服に着替えました。
紺色のジャージでできた前で合わせる服で、下は紙のパンツを履いています。
控室を出て、オペ室にいくと、看護師さんがヘアキャップを被せてくれました。
それがとても優しい手付きだったので、「優しくしてもらえてる〜」と嬉しくなりました(単純か)。
さあ、いよいよオペが始まります!
今日はここまでです。
ありがとうございました。
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