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心と体を整える朝の散歩〜森へ

 北関東の里山より、おはようございます。朝の散歩は氣持ちが良いですね。朝の光には特別な力を感じます。登る朝日を浴びると、モヤモヤが晴れ何かが昇っていくような氣がします。深く息を吐いて、朝の新鮮な空気を思いきり吸い込むと、自然と心身が整って元氣が湧いてきます。

朝の散歩道

 散歩をしながら自然を観察します。クローバーをよく見ると、葉っぱを閉じています。夜は葉っぱを閉じて眠っているよう。光を浴びて温かくなると目を覚まし、開いてゆきます。

 今朝は霜が降りた様子です。氷の粒で土が白くなっていました。お日様の光で、これから段々と溶けてゆくでしょう。

 一本の木に朝日が差して、長い影をつくっています。光も影も両方あるのがこの世界。両方あってこそ、この風景が見られます。

森へ

 里山散歩のあとは、森の手入れをしました。森の散歩道を整備中です。鬱蒼としていた森に、光と風が入るように進めています。今朝は斜めに傾いて道を塞いでいた木を切りました。手で押すとグラグラ揺れて、朽ち始めていました。

 そんなに太くない木でも、ノコギリで切るのは重労働。汗をたくさんかきました。ハンディチェーンソーがあったらいいなぁ。

 竹林もお手入れ。かなり前に枯れた様子の竹を観察していたら、根っこからすぽっと抜けると分かりました。引き抜いて地面に寝かせます。土に還りやすくなったかな。

病気が教えてくれるもの

 血液中の鉄が正常値の4分の1しかないと医者に詰め寄られた私。長年の貧血が遂に極まり、動けなくなりました。医者からはピロリ菌による慢性胃炎と診断され、鉄や亜鉛が吸収出来にくくなっていたようです。息切れして苦しい日々でしたが、除菌を終えてから元氣回復中です。

 原因はピロリ菌!!と、切って捨てるのは簡単ですが、もう少し掘り下げてゆくと…これまで体を置き去りに動いてきたことに気付かされました。自分の体を物のように扱っていたのかも知れません。今は体の声を聴きながら、肉体と一つになって動けるようになりつつあります。病気自体に良い悪いはなく、本来の姿へ還る促しのようなものと感じています。

そうぞうの森へ

 森の整備には、こんな望みがあります。自然豊かな里山に宿泊もできる森のカフェを開きたい。春先から初夏は木漏れ日の中でアフタヌーンティー。夏はカブトムシが取れて、秋は紅葉を楽しむ。冬は瞑想をしに来るのも良い。大人も森で遊んで子どもに還れるような場が創れたら…。今日はビジョンマップの赤丸部分が、また一歩進みました。

 草木の成長を見守るように、ゆっくりと歩みを進めています。イマジン森カフェ進行中の里山より、今日もお読みいただきありがとうございます。


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