見出し画像

とろりと赤い花梨ジャム〜里山流

 北関東の里山より、こんにちは。今年もたわわに実り地面に降り落ちた花梨。家の中に置いておくだけで豊かな芳香を漂わせてくれます。何かに出来ないかとレシピを調べ、保存のきく花梨ジャムを作りました。里山流に七輪で煮詰めて仕上げた今回のジャム。美味しくできたので作り方をご紹介します。花梨がたくさんあったので、私は下記の量で作りましたが、この半分の量が作りすいです。

材料

<材料>
花梨・・・1キロ
水・・・2リットル
砂糖・・・煮汁の40%

作り方

①まず花梨は傷んでいるところを除いてざく切りにします。

②分量の水を加えて煮ます。沸騰するまで強火、その後は弱火にして30~40分煮ます。

③ざるにクッキングペーパーなどを敷いて煮汁を濾し、半日から一晩おきます。ここで花梨を押すと汁が濁るため自然に煮汁が垂れてくるのを待ちます。濾すとこんな感じになります。↓

④この煮汁の重さを量り、40%の砂糖を加えて煮詰めます。里山流に七輪でことこと煮詰めました。色が赤く変化して、とろみがついてきたら出来上がりです。今回は40分くらい煮詰めました。

⑤煮沸消毒した瓶に、煮立ったジャムを詰めて蓋をし、蒸し器で15分間加熱消毒します。

出来上がり

透明感のある深い赤色の美しいジャムが出来ました。開封前は常温で約一年保存できます。とろみがありながら、さらっとしています。香り良く甘酸っぱさに深みがあって、美味しい。渋みはほとんどありません。お菓子の風味付けにも使えそうです。

参考にしたのは、こちらのレシピ本です。花梨以外の季節の果物のジャムや果実酒が色美しい写真と共に掲載されています。(七輪は使わず、蒸し器の工程はありません。)必要な方のご参考になれば幸いです。

それでは里山からの投稿でした。今日もお読みいただきありがとうございます。

宜しければサポートをお願いします。いただいたサポートは森の再生や料理研究の活動費に使わせていただき、森のカフェ実現へ繋げます。