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研究の進捗-国立国会図書館へ-(2020/06/10)

気が付けば5月は研究の進捗以外のエントリーが0でした。研究以外の活動が停滞しているので致し方ない側面もありますが、何とか捻り出したいところです。

さて、前回は、「ゼミの中間報告」を進捗としてまとめました。先日、ちょうど国立国会図書館を利用したばかりなので、今回のエントリーではその辺りのことをまとめたいと思います。

国立国会図書館は、国会に属する唯一の国立の図書館で、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存しています(国立国会図書館HP)。私の専門領域では古い政府統計を用いることが多く、「欲しい資料が国立国会図書館にしか無い」といったことが日常茶飯事です。今までは東京都千代田区にある本館にしか行ったことがなかったのですが、どういうわけか欲しい資料(空港に関するデータベース)が関西館にしか無いとのことで、京都府精華町にある関西館を利用しました。そもそも神戸からだと関西館に行くのがリーズナブルなのですが、それでも2時間近くかかりました。ほぼ奈良県。

こちらが国立国会図書館関西館です。建築家・陶器二三雄の設計だそうです。とても立派です。国立国会図書館の所蔵資料は外への持ち出しができないため、カウンターで本を借りたら館内で読むあるいは複写することになります。本当は必要なページを全て複写して家で閲覧したいところではあるのですが、著作権法の縛りで複写できるページが限定的であるため、2年分のデータベースから必要な数値をその場でExcelに打ち込む作戦で臨みました。

しかし、進捗は芳しくなく、閉館時間になっても作業は終わらず...。強いて収穫を挙げるとすれば、閲覧・複写といった一連のサービスを利用して土地勘を得たことくらいでしょうか。データに辿り付けただけでもマシですかね。来週再度訪問して、決着をつけてきたいと思います。

Good day.

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