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研究の進捗-雑誌への論文投稿-(20/12/30)

気が付けば年末。1年はあっという間ですね。毎年同じことを言っている気がしますが。ただ、今年は前半のうねりが大き過ぎたせいで記憶の整理がつきませんね。

それはさておき、前回は、学会発表についてまとめました。その後、別のテーマで雑誌への投稿論文を書き進めていましたので、今回のエントリーではその辺りについてまとめたいと思います。

今回私が投稿した雑誌は、公益事業学会の学会誌、「公益事業研究」です。例によってPFIを扱った論文なのですが、「PFI事業において地球温暖化対策を推進するにはどのような方法が有効か」をテーマに書いています。この論文では、日本の公共事業手法として存在感を高めつつあるPFIにおいて温室効果ガス排出量の削減を考慮する方法にはどのようなものがあるか、政府資料や学術研究のレビュー、実態調査を通じて考察を行っています。

このテーマには、3年前に環境省の委託業務の一担当を務めて以来細々と取り組んできたのですが、来年2月に開催される公益事業学会全国大会のテーマが「脱炭素社会における公益事業」であることをきっかけに、3年間書き溜めた論文を1本の論文に再構成して投稿しました。そしてつい先日、査読の結果が届き、今はその査読者のコメントを踏まえて修正を行っている段階です。正直、1回目の投稿でリジェクトされなかったのにはホッとしました。(過去に何度か別の雑誌に投稿したことはあるのですが、いずれも一発リジェクトを食らっています。)

菅首相が日本政府として2050年までにカーボンニュートラルを実現することを宣言したことは記憶に新しいかと思いますが、そういった社会の動きも偶さか追い風になっている(?)のでしょうか。厳しいコメントもありますが、この年末年始の間に決着を付けるべくもう少し頭を捻りたいと思います。

Good day, and have a happy new year.

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