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島日記 極楽蜻蛉

花が少ないのかもしれないが庭に虫類をあまり見かけない。
今朝はモンキチョウが飛んでいたが、花を探してせわしないようす。
秋にはサボらず種まき頑張るからと言い訳をした。

極楽トンボなんて今どき使わないのかもしれないが、自分を見ていると極楽トンボのように生きているなと思う。
またははぐれ雲みたいに軌道から外れて能天気に暮らしている。

政治経済、社会情勢にも興味がなく、月を見たり花が咲いたと喜んで日々過ごしていると、時々これでいいのかと不安がもたげる。
年をとっても地域に貢献したり、できることがあればとボランティアに励んでいる人もいる。

そういう人たちと比べると情けなくなるのだが、結局みな、やりたいことをやっているのだと自分を慰める。
今朝もそういう感情に襲われたが、車の少ない一本道をカブで走っていると、我が道を行けばいいという声が風に乗って聞こえた気がした。

掃除も一部屋だけで早く終わったので、あちこち写真を撮りにいく。
最後に、以前住んでいた森の中の家に寄った。

手入れもしない人なき庭なのに花や樹々が迎えてくれた。
持ち主が時々ユンボで道は作っているようだ。
物は言わぬが、自分が植えた樹々が、枯れずに生きて花を咲かせているのをみると懐かしく嬉しい。

山桃が熟したらとりにいってジャムを作ろう。
極楽トンボでいい、今日一日が愉快であればそれでいい。


マートルが大木になっていた
葉をお茶にしようと切ったのに忘れてきた
ティツリー(メラレウカ)は空に近くなっていた
モコモコ 
三月に咲くモッコウバラがひと枝待っていてくれた
クチナシは二輪咲いていた
山桃は落ちている
これは大きい実の園芸種の山桃
ミカンも小さな実に
羽を閉じたり開いたりしていた
住んでいた頃のモッコウバラとハゴロモジャスミン


今日もnoteが書けたことに感謝する。
そしていつもいつも読んでくださるnoteの皆さまに感謝します。

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