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島日記 旅へのいざない

やっと見つけたスタインベックの「チャーリーとの旅」
県立図書館のスタインベック全集にあった。
古い二段構えのカビっぽい本だろうと思っていたが、意外と新しく1998年発行の読みやすい装丁だった。

昨日連絡があったので早速受け取りに行った。
スケッチの本も借りたくて。
本を手に外へ出ると、なんとも気持ちのいい日差しである。
そのまま坂の下にある、公園グラウンドに降りて行く。

ベンチがないのでセンダンの大木の根っこに座った。
購入した本を喫茶店(これも死語?)で開けるように、借りた本をめくる。
「旅立つ前に」から読み始めたら夢中になっていた。
一行一行が渇いた喉に染みとおるようだ。

毎年この季節には旅へいざなう風が吹く。
目的があるわけではなく、島を、日常を離れたくなる。
そういう時は帰省を名目に島を出る。
原付でフェリーに乗り鹿児島まで行ったこともある。
数日で戻りたくなってしまうのはいつものことであるが。

数日悩んでいたのだが「チャーリーとの旅」を読んでいくうちに心が決まった。
充電の旅に出よう。
noteは少しの間休もうと。

毎日更新、継続はチカラと頑張ってきた。
書く時間は短いが、一日がnoteを書くためにまわっている気がしていた。
本を読むのもnoteのためになっている。
毎朝ルーティンだと訪問してくださるかたも、コメントをいただくかたもいる。
書く原動力である。
感謝しきれない。

だけど、一夜漬け、浅漬けのようなnoteになっている。
浅漬けのおいしさもあるが、醗酵したものにはかなわない。

少しの間旅に出ようと思う。
充電の旅に。
すぐに戻ってくるかも知れないが。

再見!

センダンの大木
タイルの水場


見出し画像はスタインベックがアメリカ一周した「ロシナンテ号」
今日も訪問くださってありがとうございます。

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