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少し後ろめたい気持ち

暑い夏が戻ってきた。
台風のせいで蒸し暑かったのが、朝から強い陽射しになっている。
夜中に雨が降っていたのでまだ不安定な天気なのだろう。

庭の草取りも途中だ。
土用は土いじりはしないほうがいいとか理由をつけて怠けている。
まあこの暑さではしょうがない。
掃除も適当で、お客が来たらあわてる。
しなければならないことを、後回しにしてしまう。
好きなものは先に食べるほうなのだが。

同じ年ごろでも家事をテキパキやる人もいるが、私には真似ができない。
いつも後ろめたい気持ちがしている。
それでも、自己嫌悪にはならない。

完璧に物事をこなすのはしんどいだろうと思う。
少しやり足りないくらいでちょうどいい。
明日はやろうと意欲もでる。
そしてやり遂げたら、すぐにやった時より倍うれしい。
後ろめたい気持ちはやる気を起こす原動力だと思えばいいのだ。

そろそろものを減らしていかねばと思いながら、いっこうに進まない。
歳をとりすぎると片付けもできなくなるのはわかっているが、あれもこれも処分して、はたして愉しく生きていけるだろうか。
すっきりした部屋でさびしくないか、味気なくないかと、まだやってもないのに思うのだ。
怠けものの考えかただ。

これでいいのだ、これでいいのだ(バカボン口調で)
今からあくせくして心身をすり減らすよりは、何ごとも適当にをモットーに、少し後ろめたい気持ちで生きていこう。

白いのは草の束 牛の餌
いつもの一本道
アラマンダが雲と会話
黄色はしあわせの色

アラマンダが咲いているのを見ていたら、なんだか満ち足りてしあわせな気分になった。
この感情が届きますように。


今日も読んでくださってありがとうございます。

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