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島日記 台風一過と甲子園

久しぶりにセミの声で目が覚める。
雨戸を開け放ち湿った空気を嗅ぐ。
まだ青空は見えないが、平穏が、日常が戻った。

風速よりも降水量が多かった台風だった。
川のそばの人は怖かっただろうが、私は風を恐れるので思ったほど吹かなくて安堵した。
停電にもならなかったのでニュースで被害が出ていることを知る。

先日載せたカヌーの写真の川があふれたようだ。
すぐ海なので波が押し返したのだろう。
また7号がやって来ている、大型にならないように祈る。

台風一過と何気なく使っているが、台風一過とは台風が過ぎて晴れることらしい。
ことが治まり晴々とすること。
過ぎても曇り空ならば使わないほうがいいのか。
まあ、ほとんど晴々しすぎる天気になるようだが。

また降り出したので台風一過には早過ぎたようだ。
しばらくはぐずついた天気が続くのかもしれない。

息子からのお見舞いLINEの返信をしたら、甲子園球場にいるという。
我が家系の男たちは野球狂いだ。
弟は最後の装束が野球の審判の姿で、息子は仕事より少年野球の監督を優先する。
三人の孫たちも小さい頃から野球づけで、全員特待生の野球少年である。
一人は数年前に二番目は今年甲子園の土を踏んだようだ。

台風でぐったりしていたが、爽やかな、そして暑い夏、熱狂などが湧き上がってしばらくは元気になった。
がんばれ高校球児。

夕方やっと晴れたので海辺の道を原付で走った。
大木は折れていなかったが細かい枝が落ちていて走りづらかった

海は平常に
いつもは水の少ない滝がほとばしっていた
山はまだ水蒸気が
咲いているのはハイビスカスだけ
弱っているのにハチがきた
牧場に牛はいない
山側もいない
苔の橋
まだ陽は高い
終点
陽は落ちて


今日もお付き合いくださってありがとうございます。

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