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島日記 無題

朝焼けはオレンジ色の時とピンク色の日がある。
写真ではよくわからないが、今朝はピンク色だ。

光の屈折とはわかっているが、日毎に変わる空の色を見ると、生の刹那と永遠を感じる。
1日のうちで1番好きな刻だ。

朝の日課を終え、コーヒーを飲みながら窓を眺める至福の時。
昔、「至福の時」を連発するおじさんがいたなあと思えば、私もその歳になっている。
独り悦にいっている人と受け流していたが、いま同じような心境にいるとは妙な気分だ。

ただボーと緩んでいた朝の時間が、noteをはじめてから違った意味をもつようになった。
「今日は何を書こう」
空を見つめているとすらすら手が動く時もある。
何も思い浮かばず「夜まで待とう」と家康を気取ったりする日もある。

民宿の掃除に行けば世間に出る。
数人の人と笑顔を交わし、世間話もする。
ゆるい関係だからストレスはないし、刺激をもらえる。
家とは違った写真も撮れる。
その上、お給料も。

しかし、家にいるのが続くと、仕事であれ外出が億劫になってくる。
経済力があるならばとうにそうなってると思うが、生きるためには働かなくてはならない。
気合いを入れて仕事に行くことが、心身によい影響を与えているのを確信しているので、今日も重い腰を上げて、原付にまたがる。

乗ってしまえばもう億劫なんかどこ吹く風、風に身を任せ、いつもの道を走る。
そろそろ防寒着が必要か。
20分程度の一本道、それでも知らない道のように走る。
ちらちら無人市に目をやり、道沿いの花たちに微笑みながら。

「おはようございます、今日もよろしく」

地元産レモン 大きい

民宿で酵素ジュースを仕込んでいた。
砂糖の量が多いので私は作らないが、若者はよく作っているようだ。
私はジュースよりそのまま食べたい。

無人市でゲット 小さなゴーヤがまだあった
今朝の朝焼け(ピンク) まだ草取りやってない
今日の賄い弁当


毎日、わたくしごとばかりで恐縮です。
読んでくださってありがとうございます。

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