島日記 夏の大三角
早くに目が覚めて眠れない。
もぞもぞするのに飽きて、庭に出た。
未明の空に夏の大三角が明るく輝いている。
と勝手に思っただけで違うかもしれない。
天の川が見えたら特定できそうだが。
撮れるかなとスマホをかざす。
なんとか写った。
夏の大三角ではなくオリオン座のようだ。
夜半に再度見るが、月が出ているのでわからない。
夏の大三角とは夏の夜空で輝いている細長い三角形を描いている星のことだ。
明るい星だからわかりやすい。
見出し画像のように天の川の側にある。
織姫、彦星の星座である。
織姫の星、一番明るいベガ(こと座の一部)。
彦星のアルタイル(わし座)、そしてデネブ(白鳥座)の順に明るい。
ギリシャ神話では、ベガは、アポロンの息子とされる吟遊詩人オルフェウスの持つ竪琴の一部だ。
妻を冥府に取り返しに行き、最後に振り向いてしまう。
イザナミ、イザナギの伝説とよく似ている。
デネブは、好色なゼウスが白鳥に変身してスパルタ王妃レダを誘惑しに行ったという白鳥座の一部。
アルタイルも同じくゼウスが水瓶座の美少年を連れ去るために変身したワシ。
ゼウスは好き放題である。
星を見るのは好きだが、星座のことはよくわからない。
西洋占星術の星座なら詳しいが。
しかし、ある時星を眺め、名前を言えたらもっと愉しいだろう。
見出し画像はフレネルさまからお借りしました。
ありがとうございます。
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