見出し画像

決して痩せていなくても、愛おしい


Vaundyに最近ハマっていて、「踊り子」ばっか聞いてたけど、他の曲はどんなんなんだろう?と聞いてみたら、「怪獣の花唄」がとてもよかった。

私はハマるとYoutubeでいろんな人のcoverで聴くのも好き。

その中に韓国人のYoutuber の歌い手さんがいて、彼は太っている。そしてとてもいい声だった。

私のはじめての彼氏さんは、作曲家で音楽が大好きで、優しくていい声だった。
太ってたけど。

その時は、愛されるのは嬉しいけれど太ってる彼があんまり好きになれない、と思っていた。

でも本当に、私自身が彼を好きになれなかったか?というと多分違う。
世間一般のイケメン・スタイルがよい、から外れる彼を、愛する覚悟がなかっただけだ。
自分自身そのものに自信がないから、アクセサリーのように自慢できる彼氏を連れて歩きたかっただけかもしれない。

自信がないままそんな人と付き合えても、結局満たされたり幸せにはなれない、と彼と別れたあとイケメンと付き合って実感できた。
(満たされるものも、もちろんあったけども。)

別れてみて、はじめてわかる良さがある。
愚かだなあと思うけどね。
やってみて、自分で実感しないと納得できないの。
だから馬鹿なことをやってしまうんだよ。

いま、ぽっちゃりでもデブでも愛しいって思う自分がいたよ。
それはたぶん、ずっと前からいたのだけど、私がぽっちゃり男性に満足しちゃダメだ!って謎の向上心を持ってただけ。

そしたら、ぽっちゃり(というか普通に妊婦のようなぎお腹)な自分も普通に愛おしいじゃんって気持ちになった。
抱き心地はいいらしいし。
(出産時に私につかまって産んだ産婦さん談)


そのあと、なんだか歌いたくなって、布団の中のまんま、思いっきり歌った。

一昨日のボイトレで教えてもらった、自分の声の響きを聞きながら。
自分で歌って、自分で感動?して泣いた。笑


愛しいと感じる範囲が広がったのを感じる。
誰かがすることを愛だなと思える範囲も。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?