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【水商売】嫌われる客/好かれる客

こんにちは。もりおです。

私は、昼間はデザイナー、夜は水商売で働いています。
今日は水商売で嫌われる/好かれるお客様についてご紹介したいと思います。


では解説していきます。

1.嫌われる客

・お触りをする
水商売をやっている方ならほぼ全員が経験していますよね?
まずお客様にご理解頂きたいのは、お触りをされて嬉しいと思う子はいません。
これは断言致します。嫌だと思う子が99%だと思ってください。
ただ、男性が勘違いしてしまう原因として、お触りをしてもニコニコしながら可愛く「だめですよ」とか「こらっ」って言ってくれるキャストがほとんどですよね?
なぜでしょう。それは、仕事だからです。あなたの事が好きだからではありません。むしろ嫌いです。
キャバクラなんだから別にいいだろとおっしゃる方がいます。
かわいそうですね、こういう方は。夜の遊び方を知らずに年をとってしまった人です。
こういう人の考えてる事って、高いお金払ってる分ちょっとでも元をとってやろうとか、やったもん勝ち、とかだいたいそんなもんです。
または、女の子たちが自分に優しく接してくれているから何しても怒らない、嫌がられないと勘違いしちゃってるんでしょうね。
私は切実に教えてあげたいのです。あなた達、裏でボロッカスに悪口言われてますよ、って。

キャストを見下す
このタイプのお客様も本当によくいらっしゃいます。
例えば、「なんか面白い話してよ」と言ってくる方がいます。
こういう方って何様なんでしょうか?こういう人、面白がる気なんかありません。そしてこの言葉を言ってくるお客様はキャストを見下しています。なぜかと言うと、自分がされて嫌だと思うことをわかっていてやっているからです。自分が同じ事言われたらどう思うんだと。それを相手にしている時点で見下しているのです。自分がされて嫌なことは相手にしない。これは人として基本的なことですよね。
たまに意識の高いキャストやママなんかは、「つまんねぇ」とか「やめちまえ」と暴言を吐かれてもニコニコしていますが、声を大にして言いたい。
客を甘やかすな、と。
キャストは芸人ではありません。面白い話が聞きたいなら今すぐGEOに行って、すべ◯ない話を借りてきてください。
他には、キャストに説教する人もよくいらっしゃいます。
「こんな仕事やめた方がいい」「一生水商売やめられないよ」
こういう事を言う方にはこう言ってあげたいです。
「では今すぐにお帰りください。こんなところに来ない方がいいですよ」と。
でもね、だいたいこう言う事言ってくる人が鼻の下伸ばしてデレデレして1番楽しんでいます。かわいそうな人だなーって思ってあげましょう。

・ケチ
これもかなりいます。
本当に疑問なのですが、ケチるならなぜ飲みに来た?
女の子とお話したかったんですよね?一緒に飲みたかったんですよね?
あなたが頑張ってナンパしてもそれが叶わないから来たんですよね?
じゃあ決められた料金を払ってください。そういうビジネスなのです。
ぼったくり店とかは別ですが、最近はそういうお店もだいぶ減っているはずです。というか、飲み屋でケチる、値切る根性のある人はボッタクリ店になんか捕まらないと思いますが。
ケチなお客さんって一番嫌われるんです。
先程お話しした「お触りする客」「キャストを見下す客」どちらも太っ腹なら少し許される部分もあります。
でも本当不思議なんですけど、上記2種類のお客さんってイコールでこの「ケチなお客さん」につながる場合が多いんです。これは水商売方程式かもしれません。

2.好かれる客

・優しい
夜のお店には意地悪なお客さんって本当にたくさん来ます。上の項目でも紹介したような人たちがたくさん来るんです。
そんな中で少しでもキャストに優しくしてみてください。例えば、「何か飲む?」とか「疲れてない?」とか本当になんでも良いんです、思ってなくてもいいんです。騙されたと思って優しくしてみてほしい!
すっごい好かれます。(ここで言う好きはLIKEの方です)お客さんのこの優しさが、疲れた心にじ〜んと来るのです。もしかしたらLOVEの方にいっちゃう可能性だってあるかもしれませんよ。

・最低限のマナーがある
ここでいうマナーというのは本当に最低限です。
相手を名前で呼ぶ(いきなり呼び捨てはNG)、乱暴な言葉を使わない相手を尊重する
ね?すっごく当たり前のことですよね。なんでこんな事を改めて言うかと言うと、夜のお店ではこういう常識が無くなってしまうんです、不思議ですよね。
だから、思いやりとか尊重とか、人として当たり前のことをするだけでも凄く際立つんです。これは本当です。これができれば「この人、なんていい人なんだ…!」ってなります。ある意味ちょろいですね。
ということで是非実践してみてください。

・お酒の飲み方が上品
これについては具体的に言うと「女の子に無理矢理飲ませる」という行為についてです。
若いお客さんに多いんですが、何故か酔わせたがるんですよね。
でもよく考えてほしいんです。キャストはその飲まされた後も他のテーブルで仕事をしなければなりません。
もし仕事にならないくらい潰れてしまったら、あなたその子の給料保証できますか?できないのならやめてあげてください。これは立派な営業妨害です。
勘違いしていただきたくないのは、水商売はお客さんに楽しくお酒を飲んでもらうのが目的であって、キャストがベロベロに酔っ払うまで飲むものではありません。
あと、私が水商売を始めて驚いた事が、半分くらいのキャストはお酒が苦手です。お店にもよると思いますが、これ結構本当です。
かく言う私もお酒が一滴も飲めません。具合が悪くなってしまうのです。
これはもう体質だから仕方がないですね。
で、クラブではあまり無いんですが、キャバクラではこの無理矢理飲ませるという行為がよくあります。そしてその行為に女の子はうんざりしています。
そんな中で「無理して飲まなくていいからね」とか「好きなの飲んでね」とか言われたらどうなるでしょうか。
「なんていい人なんだ!!!」ってなります。はい、ちょろいですね。
でも、本当の話なんです。



いかがでしたでしょうか。
水商売で働いている女性の方達には少しは共感してもらえたのではないでしょうか。
そして男性の皆様は今後の参考になれば幸いです。


では今日はおしまいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

もりお

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