2月、しみわたりとアカゲラ
今朝はとても冷え込みました。
2月のこんな日、雪国では「しみわたり」ができます。
漢字では『凍み渡り』と書き、なんと雪の上を埋まることなく歩くことができるのです。
日中あたたかく雪が解けてきて、翌朝晴れる、すると放射冷却により気温が氷点下に下がり、雪がかちかちに凍ります。
そうすると、普段は埋まってしまう雪の上を、埋まることなく歩いたり走ったりすることができます。
子どもの頃は埋まらない田んぼの上を、ワイワイ楽しみながら登校しました。
朝の寒い時間だけのお楽しみです。
見えるでしょうか、空は晴天なので太陽光により雪がきらめています。
雪はふわふわではなくカチコチに凍っているので、
このように表面は荒く、歩くとザクザクとフレークの上を歩いているような音がします。
上を見上げると木々が白くなっています。
もう少しで春、それまで眠りについている木々の強さを感じます。
しばらく歩くと、近くの林から「カツカツ!」という音が何度も聴こえてきました。
よく見ると、背中の中央が黒く、脇が白い鳥が盛んに木をつついています。
アカゲラでしょうか。
(写真はピントが合わずに撮れませんでした)
木に垂直に止まってコンコン!と勢いよく突っついては、少し移動してまた突っつく・・
重力が垂直にかかっているかのように、二本の細い足で跳ねながら木の幹を移動する姿は、とても可愛く、また、面白く感じます。
鳥たちも朝ごはんですね。
今日は朝からとても充実した時間を過ごせました。
それではまた(^-^)
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