見出し画像

クリス•スペディング「夢のギタージャンボリー」

クリス•スペディング Guitar Jamboree
「夢のギタージャンボリー 」1976年

最近、フォローしている方の記事を読み、サブスクでそのアルバムを聴いていたら、5曲目で突然、大昔に聞き覚えのある好きな曲が出てきて感激しました。

クリス•スペディングはイギリス人のセッションギタリストで、この曲はギターヒーローのオマージュとして曲中で13人のギタリストの物真似をしている曲です。各ギタリストのコールがあるので概ね分かりますけど、私は13人中で2人は分からなかったです。特に一人目と最後から二人目は難問です。そうそう、よっしーさんなら、最近ご自身が記事にしていたバンドのギタリストなので最後から2人目は当てられるでしょう(笑)

そして、13人のギタリストの特徴的フレーズで曲名は分かりますか?私は半分くらいしか分からなかったです。特にジミーペイジ。曲中ではジミーペイジこそヒーローだー的に盛り上がって、ある曲のフレーズを弾くのですが、予想としては「胸いっぱいの愛を」のイントロのリフとか「天国への階段」のエンディングソロじゃないですか、ところがこれが違って、そうきたか!となります(笑)
ツェッペリンファンなら当てられるかと思いますけど、ほんの数秒なので分からない可能性大です。

その他にも、いろいろとツッコミどころが満載で面白いです。というかそのギタリストのフレーズの癖を瞬間芸のように披露していてむしろ素晴らしいと思います。

ではクイズです。13人当てて下さい(笑)↓

正解は、今回このアルバムについて解説されている富崎さんの記事↓の中にあります。
私は、楽器の素人なので単純な思い出として紹介してしまいましたけど、富崎さんの記事は、楽器や機材の視点から詳しく解説されている内容で大変勉強になります。お陰様で私としても学生時代以来の不明だった好きな曲と思わぬ再会となりました。

そして、このアルバムは意外にイイのです。記事では「究極の音のミニマリスト」と評されていますが、装飾のないシンプルなアンサンプルなこの作品は私にとっても新たな発見でした。ジャケットもカッコいいし、50年代的なロックンロールがシブいです。

まったく知らなかったクリススペディングでしたが、調べてみると、かなりのキャリアをお持ちの方です。人気セッションマンで数々の有名な人とレコーディングやツアーをしていますね。また、セックスピストルズの最初のデモ音源のプロデューサーとしても知られているようですし、あの「勝手にしやがれ」では実は彼が弾いているのではという説まであるみたいです。

この曲「夢のギタージャンボリー」は、私が学生の頃FMラジオの番組でかかっていたのをカセットテープに録音して何度も聴きました。
その時はジョージハリソンくらいしか分からなかったかな(笑)

さて、「夢のギタージャンボリー」いかがでしょう?
13人のギタリストと曲名、お分かりでしたか?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?