SkyBlue⚽️

70〜80年代の洋楽ロック、アメリカンルーツ音楽、SSW R&B HR/HM…

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70〜80年代の洋楽ロック、アメリカンルーツ音楽、SSW R&B HR/HM が好物。サッカー好き。

マガジン

  • レンタルレコード店の思い出

    学生時代のバイト先のレンタルレコード店での音楽と人にまつわる話です。

最近の記事

バッファロー•スプリングフィールド Kind Woman

先日、コンビニでけっこうな品数を買い物したのでレジで「袋入れて下さい」と言うと、レジの女性がスピーディーかつ見事に袋詰めしてアッという間に袋の持ち手をクルクルっと巻いて「ハイ、手出して」とばかりに両手を差し出しました。顔を合わせて「ありがとうございました!」と笑顔も頂きました。 袋が有料になる前はこうだったなぁと懐かしく、久しぶりにレジの女性の早技と笑顔に感心しました。最近はセルフに慣れてしまったけど、親切なサービスで笑顔も頂けるのは、やっぱりイイですね。 何年か前の事。

    • クリスティン•マグヴィ ー (噂前)

      前回の続きです。といってもフジコさんとのその後ではなくて、スティーヴーニックス。からのクリスティンマグヴィー。 というのも前回沢山コメントを頂きまして、その中で初めて知った事がいくつもありました。ひとつは、Sニックスがクリスティンマグヴィーの悲報の後、悲しみから立ち直れていないという話です。 悲報の後のニックスのコメントです。 「彼女は私のソウルメイトでした。私たちはあのバンドで自力で頑張っていました。いつもそうでした、お互いを守っていたんです。 病気は知らなかった…。土曜

      • スティーヴィー•ニックス Rock a Little

        最近、カセットテープが、再評価されてるらしいです。レコードのようなアナログの温かい音や手書きのプレイリストみたいな手作り感が人気の理由のようですね。 カセットテープ、昔はたくさん持ってましたけど、遠の昔に処分しました。ただ、人からもらった「お気に入り曲テープ」は今でもいくつか持っていて、これは人の気持ちなので捨てられません。(捨てたのもあるけど) 1984年頃の学生時代、私、レンタルレコード店でバイトの店員をしていました。そのレンタルレコード店の常連客で、帰国子女のフジコ

        • ジャクソン•ブラウン For Everyman

          NHKの番組「世界ふれあい街歩き」でよく見た覚えがあるのですが、欧州の建築物の中庭、パティオ。これには憧れます。 噴水や井戸、それを取り囲む花々で飾られたオープンスペースで、中庭の周りの住人や路地を行く人たちが、ちょっと涼を得ようと立ち止まって、井戸端会議をするようなスペースです。 ジャクソン•ブラウン For Everyman ジャクソンは、そのパティオにある井戸の側の椅子に座っています。その建物は工芸家だったという彼の祖父が芸術家のコミュニティーにすべく建てたものだ

        バッファロー•スプリングフィールド Kind Woman

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        • レンタルレコード店の思い出
          10本

        記事

          ジョージア•サテライツ (&尊富士)

          尊富士、優勝しましたね。一昨年初土俵を踏んだばかりの力士が新入幕で初優勝!久しぶりに大相撲で興奮しました。 フォローしているぺこらさんの所で唐突に、昔の力士、北天佑の動画を見ましたけど、これがスゴイ。 北天佑、小錦を左手一本で投げ飛ばしてます!寺尾との張り手の撃ち合いは壮絶!千代の富士との対決は両者釣り合いの攻防と筋肉がすごい!大乃国との一番での時間前、北天佑の後ろ姿の尻と脚が筋肉隆々で、まさに金剛力の身体で驚きます。 私は80年代前半、千代の富士が横綱の時代に毎日のよう

          ジョージア•サテライツ (&尊富士)

          リタ•クーリッジ  Nice Feelin’

          大谷選手、結婚しましたね。奥様はスポーツ選手!やっぱりスポーツ選手はスポーツ選手と結婚するのがイイ!なんて思います。だって陰で凄くトレーニングしているし、お互い苦労が理解し合えるっていいことです。奥様もシュート練習とか凄く努力してきたと思うし、雰囲気もナチュラルで好感もてますね。 私は野球よりサッカーが好きなのですが、海外のサッカースター選手の奥様はモデルさんが多いです。私の好きなアルゼンチンの英雄ディマリア選手はパリやスペインの名門クラブからイングランドのクラブに移籍した

          リタ•クーリッジ  Nice Feelin’

          プレイヤー Baby Come Back

          学生の頃、好きな人がいて、 別れがありました。 銀座でデートしたことがあって、大きな映画館で「あしたのジョー」を観に行った。 隣の席の彼女に五粒のアーモンドチョコを手渡したら手のひらで溶けはじめて、彼女は困ってしまい笑って、そこで気持ちが打ち解けたことを思い出した。 彼女は、映画の中の力石徹の恋人の令嬢(白木ようこ)の髪型は前髪のカットがヘンだと可笑しがっていた。おれの感想は、その令嬢が「男のおしゃべりなんて最低よ」と言ったセリフが妙に気になると言ったら「○○君(私)はお

          プレイヤー Baby Come Back

          ライ•クーダー (映画とCM)

          前回の続きです。 1982年「The Slide Area」を発表後、しばらくアルバム制作から離れ、稼ぐため映画音楽の仕事に転職します。 映画「パリ•テキサス」 この映画の監督は、昨年話題になった邦画、役所広司主演の「パーフェクト•デイズ」のヴィム•ヴェンダーズ監督です。彼は音楽に明るく「パーフェクトデイズ」でも相当イイ洋楽(ニーナシモン、パティースミス、ヴァンモリソン等)を挿入していました。 パリテキサスでは、ほぼライさんのスライド一本が使われていますが、これがアメリ

          ライ•クーダー (映画とCM)

          ライ•クーダー (非産業ロック)

          「うちにはギターがたくさんあるのに、どうして貧乏なの?」 ある日、ライ•クーダーは、息子にそう問われて、さぞ答えに窮したことでしょう。 スライドギターの名手、多数の参加作品、ローリングストーンズからのギタリスト要請、そんな彼のイメージからは貧乏だなんて想像ができません。 70年代のライ•クーダーは、商業主義に惑わされることなくルーツ音楽を探求してきました。多種多様な人種の国の音楽に接して旅を続けていました。 しかし彼の70年代の作品群は、今でこそ名盤として知られるところで

          ライ•クーダー (非産業ロック)

          ジャクソン•ブラウン My Opening Farewell

          私の好きな70年代のミュージシャン達は今はもう高齢なので、どうしても訃報が続きます。ずっと頭に残っているのはクリスティン•マグヴィーの訃報で、もう一年以上経つのに、彼女の「ソングバード」を街でよく耳にするからです。この曲はそんなにメジャーだったの?と不思議に思いつつ、亡くなってからその人を象徴する曲が広まっていくのは、寧ろ素敵に感じます。 今も健在だけど、もし亡くなったら、個人的に一番悲しいミュージシャンは、ボニー•レイットとジャクソン•ブラウンです。 年齢がひとつ違いの

          ジャクソン•ブラウン My Opening Farewell

          あゝ LAメタル!! その四

          会社の知り合いで洋楽趣味で気が合った人は、オネスティーを熱唱した、やまさん(UFOの記事)や、キャロルキングをキャロキンと言ったコビちゃん(ジョンフォガティーの記事)等がいるけど、なんといっても、LAメタルで気が合ったのは、なごちゃんで、彼は最高だった。 なごちゃんとは、20代で知り合い、30代でライヴに一緒に行き、40代でも情報交換はしてたけど、合併やら出向やらだんだん疎遠になっていき、最後に会ったのは14年前。私の母の通夜の晩、なごちゃんが駆けつけてくれて、彼の顔を見た

          あゝ LAメタル!! その四

          フィービ•スノウ San Francisco Bay Blues

          今日は二月六日、外は雪が降ってきました。 とても冷え込んでいます。こんな日は冬の澄んだ空気のような凛とした音楽が聴きたくなります。 私はずっと千葉県在住なので、雪は年に一度降るか降らないか程度なんですけど、いつも一番寒い日に手に取りたくなるのが、フィービ•スノウのデビューアルバムです。 リビングの暖炉を燃やして、灯りを落として静かに聴きます。 あ、暖炉は空想でした。ほんとは電気ストーヴを点けたところです。 フィービスノウ サンフランシスコベイブルース 1974年 Har

          フィービ•スノウ San Francisco Bay Blues

          イーグルス Most Of Us Are Sad

          80年代前半、音楽と映画の話が合う男女七人は、学生時代の良き友でした。 (トムウェイツの記事) その中の一人は、サトルと呼んでいて、七人の中では私と一番音楽の趣味が近く、アコースティック趣向でポコやイーグルスが好きでした。 彼と一緒に何かの団体旅行に行った時、バスの中で幹事さんが「誰か歌いたい人いますか」に彼が手を挙げて、曲名を聞かれて「あ、たぶんオケ無いから、マイクだけで大丈夫です」と言ってイーグルスのティモシーBシュミットが歌う「言い出せなくて」をアカペラで歌ったのです

          イーグルス Most Of Us Are Sad

          ジェイムス•テイラー 想い出の町

          1984年頃の学生時代、私レンタルレコード店でバイトの店員をしていました。その頃、私とバイトの相棒の先輩が「ヤマハの姉さん」と名付けていた女性がいて、同じビルの五階のヤマハ音楽教室のスタッフさんで、私と歳が近い感じです。よくビル清掃のことで連絡に来てくれるので顔見知りでした。 Her Town Too 「想い出の町」1981年 ジェイムス•テイラー& J.D.サウザー 彼女の町でもある というこの曲を聞くと、ヤマハの姉さんの事を思い出します。 レンタルレコード店は、駅前

          ジェイムス•テイラー 想い出の町

          マンフレッド•マンズ•アース•バンド 光に目もくらみ

          私の好きなカヴァー曲をひとつ選ぶとしたら、ブルース•スプリングスティーンのデビューアルバムの一曲目をカヴァーした 77年のNo1ヒット、マンフレッド•マンズ•アース•バンドの「Blinded by the light/光に目もくらみ 」です。 原曲↓のブルーススプリングスティーンも好きです。こちらはフォークロック調ですね。当時レーベルは彼を第二のボブディランにしたかったらしいです。韻を踏む辞書を調べながら歌詞を書いたらしく言葉が洪水のように溢れ、歌詞の内容はよく分かりません

          マンフレッド•マンズ•アース•バンド 光に目もくらみ

          トム•ウェイツ Closing Time

          80年代前半、男四人で佐渡島に遊びに行ったのですが (ベン•ワットの話の記事) その四人の他に三人の姉妹の友達がいまして、合わせて男女七人夏物語ではないですが、音楽と映画の話が合うこの七人は、学生時代の良き友でした。 三人姉妹は二人の双子とひとりの妹で、双子のひとりはユウコといって、桃井かおりの雰囲気を彷彿します。男子のアパートに平気でやってきて酒や煙草はしないけど、映画や音楽話しをするのが好きでした。 その日もアパートで持ち寄りのカセットを聞きながら過ごしていると、彼

          トム•ウェイツ Closing Time