売れ残ってしまうのは…
セロリです。
昨年の秋に入荷、売れ残っていました。職場の生花店ではハーブは今ひとつ売れないのです…。花可愛い、香り良し、使い勝手良しなのに何故?
さて、毎週日曜日は在庫処分検討日です。
高級品の蘭、カトレアの仲間エビデンドラム、アジアンハーブなどが処分対象品となりました。
私はエビデンドラム、クンチャイ、ショウガの苗を持ち帰りました。
そして以前noteにも書きましたロスフラワーについては会社からの提案で、売れ残り切り花についてはスタッフの技術向上を目指し、それぞれ自宅で花束やアレンジの練習に使う事。
苗はスタッフが持ち帰り育成する事。
という内容で落ち着きましたがそもそも毎週処分検討しなくてはいけない。というのはどうなの?と。
喧々諤々意見を出し合った結果、スタッフの接客能力に問題有り。という結論に。
もちろん、これだけではありません。けれどもお客様との会話が繋げた売り上げというのはスタッフの何よりの喜びであり、そこが一番大事な部分ではなかろうかと。
それぞれが植物への興味を更に深め、勉強をする。元々花が好きで入社している筈なのに、お客様からの質問に苦慮する場面が多々あり、勉強不足をしみじみと感じていた今日この頃でした。
スタッフの三分の一は手の掛かるおチビちゃんを抱えながらの勤務であるため、その為の時間を充分に持てない人とは知識の共有をする事などを決めたところです。
はぁ…… 花がどうのではないのですよね…。結局は売り手側が変わっていかなくては…なのでした。
更に遂に来週、バラ苗が一気に180株入荷します。
当初の予定では100株の仕入れの筈が、伝票確認したら80株増えて180株に増量されてました💧
バラについてはスタッフ全員が心配していたバラ担当者について。これも、これまでバラ担当は私一人でした。
が、新たに一人、担当を受け持ってくれると言う勇者が現れ感謝で目が潤みました。
バラに関しては本当に色々とありましたがいざ蓋を開けてみたら、
めっちゃ浮かれている自分がおりました。
育ててみたいけど、庭の敷地には限りがあり、購入選択から漏れていた品種や新品種の品目を伝票で確認し、
「わ〜い」と、ウキウキしている自分がいるではありませんか。
入荷数について、あれほど会社と揉めたのが嘘のよう…。
これで昨年の在庫分と合わせて200を超えるバラを育成&販売する事となりました。
バラ育成の「担当者責任。」といった想いもいつしか消えておりました。
もしかすると、バラで仕事が出来ている今を、頭で想うより気持ちの方は楽しんでいるのかも? などと思えています。担当者の責任など背負いきれんわ…
これが今の実感でございます。
それよりも、
水を欲するレモンバームにこれから水を与えなくては。
レモングラス&レモンバーム&ミント&ハイビスカス。夏の定番ハーブティー
バラとハーブの楽しさを
お客様と雑談出来たら…。
と、思っています。
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