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自己紹介と「もりとびら」のミッションについて

「もりとびら」について

はじめまして。このnoteアカウントは秋田県北秋田市の魅力を発信するためのチームである「もりとびら」が作りました。北秋田市には「マタギ」で有名な阿仁地域があります。北秋田市阿仁はマタギを中心とした独自の魅力ある歴史風土や、美しい自然の風景を擁しており、近年注目を集め移住者が増加している地域です。わたしたち「もりとびら」は、この地の魅力的な人物や風景を読者の方々に伝えるために生まれました。名前の由来は、読者の方々がいつもの日常から抜け出して/日常を飛び越えて、この地の雄大な自然に触れたり、ここでの暮らしや空気を感じたりできる、異なる時空間をつなぐ"扉"のような存在でありたいという願いにあります。

なにを届けたいのか?

わたしたちが届けたいものは、ここ北秋田市において若い移住者たちを中心として生まれている新しい文化様式です。たとえば、伝統的なマタギ文化のエッセンスを継承しつつ現代に即した生業や経済的な循環を志向する、あえて名付ければ「新マタギ文化」と呼ぶことができるものが生まれ始めています。また、この地には四季折々の美しい車窓風景で日本中に隠れファンが多い秋田内陸縦貫鉄道(「秋田内陸線」と愛称されています)という路線があります。この沿線の駅舎に移住者の交流拠点兼コワーキングスペースの機能を持つ居場所が創設されたことにより、秋田内陸線を巡る鉄道の旅はより豊かさを増しました。今までは沿線の車窓風景や観光名所を楽しむ「横軸」のみであった秋田内陸線が、様々な地域からやってきた移住者や起業家、大学生たちが交流拠点で夢を語り合い、新たなアイディアを生み出す「縦軸」のつながりを持つようになりつつあります。それでいながら、交流拠点の運営や活動は地域住民の協力によって成り立っており、住民同士の憩いの場としても受け入れられています。このような発展途上にある地に住み、新たな関係性の萌芽に立ち会っているわたしたちが、この土地の色彩の豊かさや広がりある空間の開放感まで伝わるような形で発信するこの地域の魅力こそが、読者の皆さんに届けたいものです。

だれに届けたいのか?

わたしたちが届けたい相手は、主に首都圏に住んでいる方々です。もりとびらチームの中にも長く東京に住んでいた者がおりますので、煌びやかな都会の圧倒されるような街並みの美しさ、電車の座席に座っている時の心地よい生活のリズム、様々な個性を持つ人間を受け入れる度量の広さ、そして洗練された文化レベルの高さ、といった"都会"の魅力を共有しています。わたしたちが発信するこの地域の魅力はそれら全てと両立しうるものです。移住者たちや地域の若者たちが日々切り拓いている"田舎暮らし"の新たな試みを伝えることで、読者の方々に最先端の"田舎"を味わって頂きたいと思っております。この地には、厳かな自然の圧倒されるような風景の美しさ、しんしんと降る雪と共にゆるやかに流れる優しい生活のリズム、移住者の様々な試みを受け入れる地域の土壌、そして最先端の田舎のひとつとして日々実験的に積み重なっていく文化的広がりがあります。あらゆる世代の都会に住む方々にとって原風景となり故郷となりうるようなメディア表現を届けることがもりとびらの願いです。

どんな状態がゴールか?

以上の願いから成り立つもりとびらにとってのミッションは、読者の皆さんとわたしたちが住むこの地域との心理的距離を縮めることにあります。目指すべき最終的なアクションは(典型的な)移住、観光、購入ではなく一秒でも長く読者の方にもりとびらを閲覧して頂き、日常の娯楽として利用されることです。そのための良質なコンテンツを生み出し続けられるよう鋭意努力いたします。

さいごに

わたしたちの自己紹介を最後までご覧頂きまして誠にありがとうございました。まだ始まったばかりのプロジェクトですので至らぬ点も多々あると思いますが、どうぞ末永くご愛顧くださいますようお願い申し上げます。

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