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「時を重ねて、新たな挑戦へ」- 株式会社ショーケースでの5年間を経て、新たな一歩を踏み出します【退職エントリー】


はじめに

 この度、2023年8月31日をもって、5年間勤めた「株式会社ショーケース」を卒業(退職)しました。
 社内外を問わず、数多くの方々からのご指導とご支援を賜り、ビジネスパーソンとしてだけでなく人としても、非常に成長できた5年間でした。自信をもって言える、かけがえのない時間を過ごしました。お世話になった皆様に心より感謝申し上げます。この場を借りて、お礼を申し上げます。ありがとうございました。

ショーケースとは

 ショーケースは「おもてなしテクノロジーで人を幸せに」という企業のコア・バリューに基づき、急速に進化するテクノロジーの中で、日本の「おもてなし精神」を忘れず、テクノロジーと融合することで、日本ならではの価値を広く提供することを使命としている東証スタンダード市場[証券コード:3909]に上場しているIT企業です。(2023年8月時点)
 世の中に存在するあらゆる「不」を解消し、人々がより豊かで幸福な生活を送る社会の実現を目指しています。主要サービスには、シェアNo.1のEFOツール「フォームアシスト」をはじめとするウェブマーケティング最適化システム、オンライン顔認証(eKYC)システム「ProTech ID Checker」などの本人確認サービス、スマートフォンやクレジットカードなどの情報提供オウンドメディアがあります。
 私が2018年に入社した当時、ショーケースは第二創業の準備段階にありました。大きな変革を進めていた会社に、知人の紹介で出会いました。2019年には社名が変わり、経営体制も刷新されました。その中で、私はコーポレート部門の経営企画担当として、経営管理やIR業務に携わってきました。

※私のショーケース入社の背景については、こちらのnoteをご参照ください。

ショーケースでの経験で得たもの

 ショーケースで得たものの中で、一番大きなものは「人とのつながりと縁」です。ショーケースで多くのことを学び、経験させていただくことで、私はビジネスパーソンとして大きな成長を感じることができました。
 上場企業の経営企画担当として経営管理や予実管理、予算策定、M&Aやアライアンスを行い、さらには人事やコーポレート本部を統括するなど、企業経営の中核で仕事を行う貴重な経験をしました。ショーケースは第二創業において複数の新たな事業を展開してきました。自社だけでなく様々なパートナーシップや資本業務提携、上場企業のM&Aによる子会社化など、変化の激しい事業と組織を結びつけることが私の役割でした。多忙な中でも、周囲の仲間の支えがあったおかげで、仕事を楽しむことができました。

ショーケースの最大の強みは「人」です。

 社外からも高く評価されているほど、素晴らしい人々に囲まれています。部署を超えたコミュニケーションや上下関係、経営陣と現場の関係は、相互理解により組織の効率的な運営を支えています。もちろん、ビジネスや組織には課題も存在しますが、どうすれば成果を出せるかを常に考える文化が根付いています。会社が掲げる「誠実・成長・挑戦」という行動指針は、全ての部署や仕事に共有され、組織の中で実践されています。この文化は、創業者である森会長と永田社長の価値観によって創り上げられた独自の企業文化でした。

「ショーケースの創業者である森・永田の創業ストーリ〜OLD ROOKIEs〜」

 私はコーポレート本部のトップとして、人と組織の成長を結びつける仕組みの確立や、情報の収集・分析を通じた全社的な意思決定の実行を担当しました。この役割を任せていただいたこと、そして共に仕事を進めたメンバーには心から感謝しています。

成長には誠実さが必要

 「企業は人」という言葉がショーケースでの経験を通じて深く刻まれました。成長には困難な時期もあれば、挫折も経験します。しかし、そうしたときに周囲に良き仲間がいるかどうかが重要です。困難を共に乗り越える仲間がいるからこそ、成長への道は開けるのです。そして、最終的には「誠実さ」がある場所に人々が集まります。
 人は完璧ではありませんし、個々に強みと弱みを持っています。一人ではできないことも、チームなら実現できます。お互いの強みを生かして、弱みを埋め合わせることで、チームはより強くなるのです。このことを通じて、仕事とビジネスの両面で楽しみながら取り組むことができました。

「なぜやるのか?」を考え続けていた

 私が特にこだわったのは、あらゆる仕事やプロジェクトにおいて、「なぜやるのか?」という目的(目的思考)を問い続けることでした。
 企業のビジョンや組織の目標、個人の目標までも含めて、行動の背後にある目的を明確にすることが重要です。現在取り組んでいることが、本当に最適かどうか、他に選択肢はないか、という問いかけを忘れずにいることが重要です。会社が提供する価値は、長期的な視点での持続可能な価値であるべきであり、個人としても、自己実現のために自分の生き方を考えていくことが大切です。会社が社会に貢献する存在であり、個人が幸福な未来を築くためには、最初に「なぜやるのか?」「何のためか?」を明確にすることが重要だと考えています。
 今回の私のキャリアチェンジは自身の「なんのために働くのか?」を考えた時に、人生の目標である「人を通じて社会課題を解決し、自分も自分の周りも幸せにする。そして、子どもたちに日本のより良い豊かな未来を残す」、を実現するために、現状に満足せずもっと挑戦できる事があるのではないか?と考え、新しい環境で新しい役割に挑戦する決心をしました。

次への挑戦

 次に挑戦する会社は、「株式会社スマートキャンプ」です。2014年に設立された若い会社ですが、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」を運営し、業界で高い評価を得ています。スマートキャンプで果たすべきミッションや役割については、別途書きたいと思います。

スマートキャンプHP

最後に

 「ショーケース」という会社によって、人としても大きく成長できたことは間違いなく、ビジネスを発展させていく会社は「人」が源泉であると強く感じました。
 これからも「ショーケース」が更なる成長を遂げ、企業価値を高めて、社会に貢献する存在となることを信じています。私は「ショーケース」を離れますが、高い成長を追求するための仲間を求めています!

ご興味をお持ちの方は、ぜひエントリーをご検討ください。

 私自身、まだまだ学び続けることが必要だと感じています。ショーケースで培った挑戦の精神を持ち続け、誠実に向き合い、成長し続けていきたいと考えています。
 最後に、お世話になった皆様に心から感謝申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

P.S.「経企コミュ」の運営事務局やSNSでのコミュニケーションは、新しい会社においても継続していきたいと思っております。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

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