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新しい土地に住む際に 試してみたいことがあった

必要だと思い込んでいるものを “ナシ“ で過ごしてみるということ


例えば 冷蔵庫・洗濯機 ・掃除機….その他の電化製品 

そして田舎での生活には欠かせないと言われる 車

これらを購入せずにしばらく暮らしてみることにした


都会での便利な生活から離れるタイミングは

実験する絶好のチャンスだった


引越したのが真冬ということもあり

食料は箱に入れて外に出しておけばよかった

暖かくなってきても 涼しい所で保管したり

買いだめをしなければよい

地元の方に野菜の保存方法を教わったり

保存食も作った

工夫すれば 冷蔵庫はなくても大丈夫だと思った


掃除機は必要ないと自信を持っていたので

移住前から大きさの違ういくつかのほうきを購入していた

床をはく 静かで瞑想に近い時間が好きになった


洗濯機がないのは大変だった

真冬で手は冷たいし

寒いので なかなか乾かない

ストーブの前が干場の定位置になった


免許は持っていたが

ペーパードライバー歴が20年以上ということもあり

駅から徒歩20分以内の家は

できたら運転したくないと

考えていた私の望みを叶えてくれそうに思えた


果たして….. 

実験は3ヶ月で終了〜

半年後には 掃除機を除いたすべてが 

“ アリ “のくらしになっていた