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知っておきたい法律改正2024年~最新の世界観とは(2024/4/8開催)

新学期🌸や新年度🌸が始まりました
関西のわが地域では今年は久々に新学期に桜が満開でした😄
(昨年まで入学式には葉桜状態😢)

さて、皆さまは新しい年度を迎え、何か変化はありましたか?
「私自身は…何もない」と思っていても、各種制度や政策・施策や社会は毎年毎年変化しています😶
そして、特に対人支援を行っている私たちは、各種制度や政策・施策がどう変わったのか、どんな影響がるのか知る必要があります😄💪
そこで、リベラルコンサルティング協議会では定例イベントとして、様々な変化を紹介しています✨

まず今回は法律について。2004年4月8日に開催された理事の森田さんの講座「2024年4月からの最新の世界観」を紹介します。

💡労働基準法における時間外労働の上限規制の見直しについて

時間外労働の上限が見直されました。
「時間外労働(残業)の上限規制」とは、法定労働時間(1日8時間、1週間40時間)を超えて働く時間の上限を定めたもの。その上限が設けられたものの適用が猶予されていたが、適用時期がきたという形です。
✅ドライバー🚚 年間960時間まで
✅建設業界🏢 月45時間 年360時間
✅医療業界👩‍⚕️はまだ不透明
専門業務型裁量労働制の対象業務が変更となりました。
(19業務から20業務に)

💡障害者雇用促進法の改正について
 民間障害者の法定雇用率が引き上げられました(従業員43.5人以上)。
今までは 2.3% ➡️ R6年4月~ 2.5%(👆今はここ)
今後はさらに ➡️R8年4月~ 2.7%に引き上げられます。

💡障害者差別解消法の改正について

「合理的配慮の提供」が努力的義務から義務化となりました。
今までは行政機関だけ「義務化」で、事業者「努力義務」だったのですが、今回の改正で行政機関と事業者が共「義務化」となりました。

では、「合理的配慮の提供」とはどういったものなのでしょうか?
🔆障害者から社会的なバリアを取り除いて欲しいと「意思表明」があり、それに対応しようとする際の「負担が過重でない」時にできること。
「建設的対話による相互理解」とまとめられています。
🔆具体例で確認してみましょう🔆
1️⃣負担の加重で考える
 店舗内で「私が入れるように…
 店舗内を改装して(負担は過重なので❌)
 テーブルの配置を変える、椅子をのける(負担が過重でない⭕)
2️⃣本来の業務かどうかで考える
 飲食店で「私が食べれるように…
 食事を口に運んで(食事介助を事業として行っていない場合❌)
業務要求は聞くことないが、バリアは取り除くと考えれば考えやすいかもしれません。

💡ついでに2024年4月増税したもの

⤴️たばこ税(3円程度)
所得税(1%上乗せ⤴️、4万円の定額減税⤵️)
⤴️法人税増税(4~4.5%分上乗せ)


うちの娘は車いすに乗ることがあるんです。
(動けるが、歩くのが遅く、長く歩けないため)
車いすって段差に引っかかると本人は前に吹っ飛ぶんです。。。
使い始めはかなり焦りました😵
お互い知って、体験してノウハウをためるのが一番近道だと思います😄

このように、リベコでは新たなことをみんなで学んだり、皆さんのやりたいことを一緒に考えたり、選択肢を広げたりしながら、最適な選択肢を選ぶやり方や考え方、決断力を提供しています。仲間も大募集中です🎵

(イラスト:噺のキャリアコンサルタント 小谷篤史
 文:3分で心に癒しをつくる絵本キャリコン 浦田ひろみ)

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