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DTPとOSバンドルフォント

という名称で、まとめた一覧をGoogleのスプレッドシートに公開してます。
予告無しに変更・消去する可能性があるので念のため。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1wRNPSVRonbiZ4ZwzDQdC-qf3dQhG_QaIw-2KGqEkCs0/edit#gid=0

最近、自分の周辺では環境を更新する人が増えてきてまして、新環境のOSバンドルフォントを容赦なく使える状況が整いつつあります。
「ヒラギノの種類多すぎ」とか、「游書体の仕様が変わった」とか、macOSが更新される度に喧しい我らDTP民ですが、OS跨ぎで使用フォントにどんな問題があるのか一覧できる資料は無いものかとネットで探してみましても、中々見つからないもんで。

先だってこんな事をぼやいた手前、何が良くて何がダメなのか、自分でまとめるしか無いじゃんと思い、シコシコ情報を拾いました。

まとめてみてわかったことは、
・Macの10.10以前と10.11以後で大きな隔たりが存在してること
・時間を経るごとにのMac-Win間で相当の差が生じていること
あたり。

これまで出力の仕事をするにあたり、大半の入稿データに対応できるようMac環境・Win環境双方で、AdobeCSCCアプリのメジャーバージョンは揃えておく方針をもってインフラ整備をしてきました。
でも、今回まとめたOSバンドルフォントを出力できるインフラ保持は、ちょっと無理そう。あまりにも種類と用意すべき環境数量が多い。正直、全量揃える気も全くありませんです。

製作される側・入稿される側の方におかれましては、『どのOSバンドルフォントを使ってても出力側で受けられるってモノではない(かも知れない)』という認識をお持ちいただけるとありがたい限りです。いえ、体力のある、どんな環境でもどんと来いな出力屋さんでしたら大丈夫かもしれませんが。

最悪PDF入稿に舵を切れば、製作環境のフォント使用状況を出力側で気にすることもありませんので問題は(たぶん)解消するのですが、ありとあらゆる案件をPDF入稿にシフトする、っていうのはまだまだ時期尚早かなと思えます。

出力屋さん、印刷屋さんに於かれましては、クライアント様方にキチンとした出力環境の説明をすること、いち出力屋として切に願う次第です。
さて、まとめた一覧を持って営業に説明するかなー。

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