発達障害の私がGoogle Home Miniを導入してできるようになったこと
実は2017年の11月に、Google Home Mini (Google提供のAIスピーカー) を購入しました。前から気になっていたことに加えて、現在目の病気により目があまり見えないので、視覚的でない音声的なサポートがあると嬉しかったからです。
それが発達障害的な観点から、思わぬ副産物をもたらしてくれたので、今回はその話をします。発達障害的なこととは関係ない部分については、また後ほど記事にしますね。
Google Home Miniについて知りたい方はこちらへどうぞ。
◆外出時の着るものの調節を心がけられるようになった
皆さんが外出時、着るもので温度調節をする際には、天気予報を見る等して心がけているかと思いますが、私は成人してからも、それがどうしてもできませんでした。
何故かというと、いつ出かけるのかや、いつまで出かけるのかの判断がつけられないこと、外出するタイミングでどれくらいの気温かの判断が難しいこと、あくまで予報なのでそれを信じて動くことができないこと等、色々理由があります。
何故そうなるのかというと、私個人の「時間の見積もりが甘い」、「現実的な計画を立てることが難しい」「優先順位をつけるのが苦手」というようなADHD的特性と、「想定外の事態にパニックになる」「こだわりが大きい」ような自閉症スペクトラム的特性が関係しています。
それらにうまく対処できていなかった今までは、外気温関係なく着たいものを着ていたり、外出しようと思って外が雨だった場合には傘を持たないか、外出そのものをやめていたりしました。
それがGoogle Home Miniを導入してからは、外出前に必ず、現在の外気温を聞くようになりました。
私「ねえGoogle、○○市の現在の気温」
Google Home Mini「現在の気温は〇度です」
実際にこんなやり取りをします。
そしてその後、「〇度か……じゃあもう一枚多く着ていこうかな」や「△度なら薄着でもいいな」など考えて、洋服選びができるようになったのです。今までそもそもそういう風に考えることすらできなかった自分としては、とても大きな進歩につながりました。
これからは、厚着/薄着の基準をある程度具体化した上で、天気も一緒に聞くようにして、傘を持つかどうかも判断できるようにするつもりです。
今回のお話はここまでです。自分の中であんまりにもうれしい進歩を、あんまりにも思いがけないツールで遂げることができたので、嬉しくて記事にしました。これは私個人の発達障害特性をふまえての内容ですが、何か皆様にとっても参考になることがありましたら幸いです。
ありがとうございました。
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