見出し画像

フリーランスは自分で”壁”を作る力が必要なのかも

フリーランスになって良かったことがいろいろある。

それは、朝決まった時間に起きなくていいことだったり、満員電車を避けられることだったり、やりたい仕事にすぐに飛びつける柔軟さだったり、税金などのお金まわりに自然と興味が持てたり……。本当にいろいろ。

でもその分、デメリットというか、会社に勤めていたころの方が恵まれていたな、と思えることがある。

それは、会社員は「チャンスを自動的に与えてもらっている」ということ。

会社によるのかもしれないけれど、私の場合会社に勤めていたころは、勝手にチャンスやチャレンジが定期的に降りかかってきていた。それは急にチームリーダーになって後輩の成長をサポートする立場になることや、大きな数字目標を持ちかけられて四苦八苦することなど様々だ。

当時はそんなことに感謝する余裕もなかったけれど、今振り返ると「成長の機会が自動的にやってくること」って、とってもありがたいことだな、と思う。

フリーランスになると、”立ちはだかる壁”は自分で作らないといけない。もちろんフリーになったからには、できるだけやりたくない仕事はNO!と言おう!とは思っているけれど、そうして避けてばかりいては成長しないんだろうな、と初年度にすごく学んだ。

依頼を受けて「嫌だな」「面倒くさいな」と思うことも正直ある。でもできるだけ一呼吸おいて、「このお仕事は、今の自分に必要な仕事なのでは?」と立ち止まって考えるようにしている。一度受けて、いやだったらまたその時考えればいい。

足りないスキルや知識はもちろん、これまで以上に自主的に加え続けていかないといけない。

このことにようやく気付いてからは、ひと月終わるたびに「同じような毎日で1か月が終わっていないか」ということを自分に聞くようにして、チャレンジをしたか、しなかったかの指標にしている。

些細なことでいいから、「これまでの自分にはできなかった何かにチャレンジしたか」を自分自身に問うこと。

ついつい自分を甘やかしてしまうことが多いけれど、勇気を出して自分に課題を課すこと。

わたしもまだまだ駆け出しだけれど、2020年が終わるころに「去年とは違う1年だったな」、そう思えるようにパソコンに向かい続ける日々です。

ホステルやゲストハウスなどの「地域コミュニティ」を創っている方々に会いに行って、勉強させてもらい、タバタバーに持ち帰ります!