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見えないものにこそ価値がある

以前、僕はInstagramに
こんな投稿をしました。

(画像クリックでページにアクセスできます)

簡単にまとめると

みんな何をやるにも速さを求めすぎ…
もっとゆとりを持ってやってもいいのでは?

という内容です。

この投稿の中で
カッコいい!と思った人の動画を
とにかく見まくることをオススメしています。


なんでカッコいいんだろう。

やる技は自分と変わらないのに
どうも自分にはないカッコよさがある。

そんなことだって起こり得る。

手の動き?足を置く位置?
体の向き?視線?姿勢?

いくらでも答えは見つかりそうです。

しかし、それだけでしょうか?

同じような所作を身につければ
同じようにカッコよくなるのでしょうか?

僕はそうは思いません。

なぜなら、そこに深みが足りないから。

これはイチロー選手も口にしていた言葉です。


野球とフリースタイルフットボールなので
もちろん様々なところで違いはありますが
根本は同じなのではないでしょうか?


フリースタイルフットボールに話を戻して…

なんでカッコいいんだろう。の
もう一歩奥に足を踏み入れると

なんでその技なんだろう。

になると思っています。

他にもカッコいい技があるのに
なんでその技にしたんだろう。

他の技とは何が違うのか
もし他の技にしたらどうなのか。

そこにそれぞれのフリースタイラーの
美学やポリシーが潜んでいると思いますし
そこに価値があると思っています。

"カッコいい"に留まらない
さらなる境地に達したスタイル。
見れば見るほど引き込まれます。


冒頭で述べた
僕が思ったことについて話を戻します。

速い動きはすぐ目につきます。
キレがあるとなお目を引きます。

しかし、それだけでしょうか?

速い動きをボールと共にこなすのですから
そこには確かなボールタッチ感覚が
あるに違いないでしょう。

ちゃんとボールの当てたいところに
足の当てたいところを当てている。
そのために先ほど挙げたような
小さなこだわりが必要になる。

そして、もう一歩踏み込んで
他の技でもいいのに
なんでこの技なんだろうと考えを巡らす。

世界で勝ちまくっているフリースタイラーが
やっていることをなぜやらずに
この技をやるんだろう。

なんであのフローは
あの技で始まってあの技で終わるんだろう…


目に見えるところから
目に見えないところに意識を向ける。

そこに底知れぬ価値が
眠っているのではないでしょうか。

その際に必ず答えを見つけなければならない
というわけではありません。

そうやって考えることに
意味があると思っていますし
意味のあることかどうかを差し引いても
それ自体が楽しいですし。

カッコよくないと思っていた人が
カッコよく見えるようになるなんてことも。

フリースタイルフットボールの深さは
まだまだ隠れているかもしれません。

#フリースタイルフットボール

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