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分かり得ないという前提で分かろうとする

1月5日(火)に放送された
ザ!世界仰天ニュースという番組に
魅せるリフティングプレーの世界一として
Ko-sukeさんが出演しました。

1分ほどパフォーマンスの部分が放送されて
番組MCの中居さんからも「カッコいいなぁ」
と言われていました。

家での自粛生活が求められた2020年夏には
様々な著名人が家でリフティングをしたことで
フリースタイルフットボールが注目されて
徐々に認知度が高まってきていると感じます。

嬉しいですね。

しかし、広まれば広まるほど
いわゆるアンチもふえてくるものです。

※「リフティング」が太字になっているのはTwitterの検索時の仕様によるもので、個人的に何かを意図したものではございません。

まあ、アンチという程ではありませんが
必ずしもポジティブな反応だけではない
ということが分かる良い例かと思います。

JFFCで3回優勝し、RBSSで準優勝という
フリースタイルフットボール界では
その実力を疑う人はいないKo-sukeさん。

しかし、一歩外に出てみると
あれがリフティングなの?と言われて
確かにすごい人ではあるはずなのに
そのすごさが伝わらない。

すごさが分かる我々にしてみれば
とても歯痒い気持ちにさせられます。

それが世間なのでしょう。

特に昨今、よりマニアックで洗練されてきた
フリースタイルフットボールの潮流を見れば
我々が普段インスタなどで目の当たりにする
深い真髄の部分が一般に伝わるのは
不可能とも思えます。

ただ、僕はふと思ったのです。

もしかしたらKo-sukeさんは
そのことを分かっている上で
テレビに出演したのかもしれない。

僕はKo-sukeさんと話したことはあまりないし
どんな人なのか深く分かっていません。
したがって、これから書くことがもしかしたら
全くの的外れになってしまうかもしれませんが
単なる僕の妄想ということでご了承ください。

今回、番組では
「魅せるリフティングプレーヤー」
という形で紹介をされました。
(フリースタイルフットボールという名前は
後から紹介されました)

リフティングというのは
文字通り蹴り上げることですから
きっと多くの視聴者は
落とさずにボールを蹴り上げ続けながら
アラウンドザワールドやリボルブなどを筆頭に
足を回したり、乗せたり、挟んだり…
ということを期待していたでしょう。

しかし、実際に見てみると
予想とは違う動きの数々。

中には
「こんなんほとんどリフティングちゃうやん」
という批判ともとれるコメントが出てくるほど
衝撃を受けた人まで。

実際、ボールを挟んだまま動いてるだけ
というコメントは
初めて開催された2008のRBSSで
Seanが優勝した時からあります。

今でもあるでしょう。

RBSSやsuperballの動画のコメント欄には
エアーをしてない、アッパーをしてない
というコメントをよく見ます。

それでもKo-sukeさんは自らのスタイルを貫き
RBSSでは3大会連続でBest4入り。

そのスタンスは
テレビ出演でも変わりませんでした。

いやむしろ、テレビに出る時こそ
そのスタンスを貫く必要があったのでしょう。

フリースタイルフットボールは
文字通り自由なことこそ最大の価値であり
それこそ我々が一般に波及させたい
最大のポイントのはずです。

そこで大衆に迎合して
期待された通りのことだけをやってしまっては
本末転倒です。

あんなのリフティングじゃない。

その拒絶を乗り越えた先に
フリースタイルフットボールに対する理解が
潜んでいると思うのです。

このnoteのタイトルは
サッポロビールのCMで内田也哉子さんが
言っていた言葉です。

逆の立場もあると思っています。

分かってもらえないという前提で
分かってもらおうとする

Ko-sukeさん本人も
「やりたい事詰め込みました」
と言っています。

これもフリースタイルフットボールなんだと
知ってもらう、分かってもらうために
自分のやりたい事を詰め込んだ。

そういう小さな積み重ねというか
自分たった一人かもしれませんが
自分が自分をレペゼンして
自分のフリースタイルフットボールはこれだ!
と地道に発信し続ける先に
フリースタイルフットボールの発展があると
思っています。

引いては、その意識は
昨今話題の多様性やマイノリティといった
社会の問題にも繋がるのではないでしょうか。

たかがテレビのワンシーンかもしれませんが
Twitterでの反響を見て感じた事です。

最近は歴が浅くても
めちゃくちゃ上手い子がたくさんいますが
決してビビらずに my style を
貫いていってほしいと思います。

それがフリースタイルフットボールを
より豊かにするはずです。

もっと長い目で見たときの価値を
みんなで見据えていきたいものです。

そしていつか
フリースタイルフットボールの大会が
地上波で生放送される日が来ることを
切に願っています。

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