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モロ先生の授業「日本のピアノレッスンには○○が無い」

このnoteは2023年1月24日のstand.fmの音源、『サウンドフリージョイ公式BLOG』の内容をもとに作成したものです。

海外のレッスン風景では見られるアレが無い

今年から僕は音楽教室・スタジオの経営をしながら、同時にピアノ講師としても活動をしているのですが、僕のレッスンには当たり前のように導入しているあるものが、日本のピアノレッスン、あるいは「教育現場」にほとんど見られないということがわかったので、今日は、そんなお話をさせていただきたいと思います。

これ、海外のレッスン風景や教育現場を見るとすぐ違いがわかるんですけど、答えは『議論』です。

先生との『議論』ですね。

日本の教育といえば「先生の言うとおりにする」「疑問については質問をする」といった風潮が続いており、最近ではようやく『アクティブラーニング』の重要性が見直されて、自分から課題を見つけて、その課題に向き合う重要性を学べるようになりました。

しかし、そんなアクティブラーニングを取り入れてレッスン・教育をしている先生方は、自分たちがアクティブラーニングを受けて育ってきたわけでは無いので、特別に時間を設けて勉強をしないとマニュアルが存在しないんです。

僕はその点、高校時代に出会った師匠が、いち早くアクティブラーニングの重要性に注目していて、その当時からずーっと自発的な環境での教育を受けてきたので、特に努力しなくても、このスキルが身についていたのだと思います。

そして時が過ぎ、自分も教育職に就いたときに、当たり前のように導入した「議論の時間」に、一部の生徒さんから、困惑した反応が返ってきたりもしました。

まあ議論と言っても、例えば「ここ弾きにくいんだね。じゃああなたはここの弾き方について、もっといいアイデアあったりする?」というテーマで話し合ったり、そんな感じです。

アメリカの教育体系は「自己主張」や「コミュニケーションのスキル」を重視していて、学生はディベートやプレゼンテーションを通じて交渉スキルを磨く機会が多くあったりしますが、日本にはそれが無い。

といっても、僕は日本の「詰め込み式レッスン」は、方法がよくわからないし、メリットもあまり感じないので、特に今後も取り入れる気はありません。

自発的な姿勢、自分から音楽をやりたくなる環境をお望みの方は、ぜひ諸江のところまでお越しください。

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