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AIフィールド:データの整形作業をマクロやスクリプトなしに、AIプロンプトで実行!

MorphにAIフィールドが追加されました!

Morphは、AI機能を搭載したノーコードのデータ分析ツールです。
この度のアップデートで、新機能「AIフィールド」が追加されました。具体的には、任意の列の値をAIに処理してもらうことで、ルールベースでは難しかったり、または手間のかかる変換を簡単に実現することができます。
例えば、「株式会社A」や「(株)B」といったバラバラのデータ形式から前株だけを取ってデータ形式を整えたり、言語形式の異なるデータを日本語に統一したり、テキストを要約したり、と、幅広い活用方法があります。

AIフィールド

AIフィールドの使い方

実際にMorphでAIフィールドを利用するステップをご紹介します。
MorphではAIフィールドを2ステップでご利用いただくことが可能です。

①データの準備
まずは集計を行いたいデータをMorphにインポートします。
(データのインポートに関してはこちらの記事の①セットアップ(データの接続)をご参照ください。https://note.com/morph_db/n/n8c9beb1dc3ca )

②早速AIフィールドを作成
インポートしたデータのカラムに対してプロンプトで指示を与え、AIフィールドを作成します!

<参考:現状のAIフィールドでできること>
AIフィールドには2023年1月22日時点で以下のような種類があります。

  • Text To Number : テキストから数字へ変換

  • Text To Date : テキストからDate型へ変換

  • Extract Keywords : キーワード抽出

  • Extract Text : テキスト抽出

  • Summarize : 要約

  • Translate : 別の言語へ翻訳

AIフィールド 活用のメリット

データ活用プロセスにおける最も工数がかかる工程は、データの前処理です。一般的に、企業内のデータは部署や部門、扱うデータセットの違いなどにより、項目名やデータ入力規則が異なってしまうことが多々あり、一度人の手で綺麗な形式に揃えなければ正確な分析やレポーティングを行うことはできません。

例えば、メールリスト作成などはわかりやすい例です。氏名や「株式会社」の表記揺れなどが必ずと行っていいほど発生しますが、これらを正確に処理してからでないと、リスト作成ができません。しかし、この本質的ではない作業がリスト作成の最も時間の掛かる工程となっているのです。

「メールリストの作成ではなく、メール内容を充実させた検証を素早く行いたいのに…」
と頭を抱えられるマーケターも多くいらっしゃると思います。

そこでAI フィールドの出番です。AIフィールドは、そのような前処理の手間やコストを劇的に下げることが可能です。AIに指示を与えるだけで形式を整え、データを活用できる状態にします。あなたもぜひAIフィールドの可能性を試してみてください!

Morphで他にできること

Morphは他にも、データに対する意味検索機能や、作成したチャートをダッシュボードにして共有する機能、チャートをWeb上に埋め込む機能など、豊富な機能を備えています。
Excelやスプレッドシートで時間がかかる複雑な集計も、AIに指示を与えるだけで簡単に実行できます。
Morphは無料プランをご用意しております。
ぜひ、AIによるデータ分析・可視化のパワーを体感してみてください!


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