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相手の印象を操作する "初頭効果"の活用方法

こんにちは、もるです。
突然ですが、noteを始めました!
週3~4回くらいのペースで投稿していきますので、これからよろしくお願いします。

本題ですが、先日こんなツイートをしました。

「相手の印象を操作するには?」というテーマで、"初頭効果"と"親近効果"について紹介しました。今回は、その中の"初頭効果"について詳しく解説していこうと思います。

【目次】
①初頭効果とは?
②初頭効果が教えてくれること
③実践編 初頭効果
・第一印象を大切にする
 ✔ペプシ・パラドックス
 ✔ペプシ・パラドックスで言いたかったこと
 ✔第一印象をよくするには?
 ✔メラビアンの法則とは?
・印象づけたいことを初めに提示する
 ✔アンチクライマックス法
 ✔PREP法(プレップ法)
④まとめ
・最後に

初頭効果とは、初めに提示された情報ほど印象に残りやすいという心理効果のことです。文章だけでは分かりづらいので、一つ例を出しておきます↓↓

{例}
・商品のキャッチコピー
商品のキャッチコピーは、みなさんに最初に入ってくる情報ですよね。なので、初頭効果により印象に残りやすいと言えます。例えば、

「シェア率No.1のサービス」

と書かれていると、そのサービスには”シェア率No.1”という印象が残りやすいということです。

ここでの結論は、みなさんご察しの通り、”初め”を大切にするということです。しかし、「”初め”を大切にする」とはどういうことなのか、あまりピンとくる人は少ないのではないでしょうか。
ということで、「”初め”を大切にする」をどうやって実践していけばよいのかをここから解説していきます。

初頭効果を生かす方法を
第一印象を大切にする」「印象づけたいことを初めに提示する」
の2つの観点に分けて解説します。

1,第一印象を大切にする

第一印象は、初頭効果から見ても、その後に関わる大切な要素と言えます。

第一印象の大切さについてよく理解していただくために、"ブランド"を例にして解説していこうと思います。

✓ペプシ・パラドックス

値段や品質などが全く同じ商品だとしてもブランド力が高い方がよく売れます。

なぜなら、「このブランドは良い」というレッテルが貼られているからです。

ここで、コーラに関する面白い研究をご紹介します。

【ペプシパラドックス】

テスト①:
ペプシとコカ・コーラをブランドを明かさない状態で飲み比べをさせる。
ペプシの方が好ましいと答えた人の方が多かった

テスト②:ペプシとコカ・コーラをブランドを明かした状態で飲み比べをさせる。
コカ・コーラの方が好ましいと答えた人の方が多かった

参考:https://bake-jp.com/magazine/post/9718/

面白いですよね。
味はペプシの方が好まれますが、ブランド力によりコカ・コーラの方が好まれるという結果でした。

ブランド力とはそれほど大きい要素なのです。

✓ペプシ・パラドックスで言いたかったこと

ブランド力の強さについては理解していただきましたが、ここで話したいことは、「第一印象はあなたというブランド(つまり印象)を形成するとても大きな要素」だということです。

人は、先程の例のように印象を元にあなたという人の判断をします。
あなたの行動や言葉も印象というレッテルを通してから相手に受け取られるのです。
そんな印象に大きく関わる第一印象は大切にすべきですよね。

第一印象をよくするには?

では、第一印象をよくするにはどうすればよいのでしょうか?
第一印象を判断する観点としてさまざまなものが考えられます↓↓

・服装
・ヘアスタイル
・表情
・言葉遣い
・発言の内容
・行動
・話し方 など…

これらは意識するべきものと言えます。

メラビアンの法則とは?

こちらのツイートですが、これはメラビアンの法則について解説されたものです。 

視覚情報→55%
聴覚情報
→38%
言語情報
→7%

と、第一印象をよくするときは、

身だしなみや表情→話し方→発言の内容

の順番で整えていくのがよいです。

補足:メラビアンの法則についての実際の内容は少し異なりますが、都合上内容に合わせた表現をしています。

2,印象づけたいことを初めに提示する

初頭効果から見ると、印象づけたいことは初めに提示することが有効だと言えます。「ここが一番伝えたい!」という所があれば、その内容は初めにもってくるのがよいです。ここでは2つの例を出して紹介します。

✔アンチクライマックス法

"アンチクライマックス法"とは、最も伝えたい結論を初めに提示するという話し方のことです。
アンチクライマックス法も初頭効果の一つといえます。

{例}
・ツイート

僕はよくTwitterでアンチクライマックス法を使います。

「相手に頼みごとをする時は、まずあえて断られるお願いをし、その後に本来の頼み事をするとYesをもらいやすくなります。」と、初めに結論を書き、その後に説明を加える形をとっています。

有名なインフルエンサーさんたちのツイートにも、アンチクライマックス法が使われていたりします。

・PREP法(プレップ法)

"PREP法"とは、相手により伝わりやすい文章の構成を表したモデルのことです。

【PREP法(プレップ法)】

Point(要点)
Reason(理由)
Example(具体例)
Point(要点)


このような文章構成で、それぞれの頭文字が取られています。

PREP法も、要点を初めに伝えるという点で、初頭効果の一つだといえます。

最後に本文noteの内容をまとめます。

・初頭効果とは、「初めに提示された情報ほど印象に残りやすいという心理効果」のこと。

「身だしなみや表情→話し方→発言の内容」の順番で、第一印象をよくしていくのがよい。

・"アンチクライマックス法"や'PREP法"などを使い、"初め"に伝えたい事を提示するとよい。

最後に

本noteを最後までご覧いただき、ありがとうございます!
僕は今、


"たくさんの人に心理学について知ってもらい、その方たちの人生を変えたい"


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