【JAIST】2020年8月東京社会人校説明会のメモ

20200815にオンラインで行われたJAIST(北陸先端科学技術大学院大学)東京社会人コースの説明会メモになります。
自分は情報科学系博士前期課程の履修を考えているためそれ以外の情報は省略しています。

JAIST社会人コースに興味がある方の参考になれば幸いです。

東京社会人コース概要説明会
リカレント教育の重要性(社会人になっても学び直しが必要)
JAIST→日本で初めての独立大学院大学
企業で活躍する研究者、技術者がメインターゲット
東京社会人コースは毎年40名程度入学
授業料は年間53万5000円(他の国立大学と同じ)
2年間分の学費で3年在籍できる
コンピュータサイエンスと技術サービス系の融合プログラム
修士の学位を持っている人が先端情報科学博士コースに入るケースもある。
欧米のエンジニアのように博士号をとりたいから入学しますでもok。
情報科学系の講義は週末だけ(金曜の夕方、土日の午前午後)使って講義
講義は全てビデオ撮影されているのでVPN設定すれば自宅でも閲覧可能
集中講義(週末に4または8講義)
情報科学系の研究指導、3人の教員による複数指導制を採用
博士前期過程:主指導教員は入学後に教員との面談の上、決定するのが原則
情報科学系の入学希望者は、出願前に受け入れの可能性について希望する主指導教員と相談することを強く推奨。
教員とコンタクトしたい場合はまず平石教授にメールしコンタクトしたい教授に繋いでもらう。
研究指導は全て研究室ごとに東京サテライトで行う(今は全てオンライン。とくに問題はない)。
全体的にAIとIoTよりの科目になっている。
本は石川本校から取り寄せもできる。ジャーナルはオンラインで読める
社会人は修士論文と課題研究の2つの卒業方式がある。修士論文は学術的なオリジナリティが必要になる。
社会人は研究に割ける時間も少ないので課題研究を推奨。
学生は、主指導教員の学系に関わらず、自身が取得したい学位を取得することができる。
職務等の都合により標準終業年月での終了が困難である場合、長期履修制度に申請できる。
論文研究には研究計画を立てることが大切(仕事が忙しくなった場合などに備えて)

入試の方法(博士前期過程)
小論文「本学入学後に取り組みたい研究課題について」を事前に提出
面接30分(プレゼン7分)
学力(講義について行ける?) 研究テーマへのやる気を重視
社会人プログラムの出願資格
大学卒業後、入学時までに6ヶ月以上の有職経験
大学を卒業した者および同等の資格を持つ者
高専等の場合は資格審査をうける必要あり
今年から入試は受験者と採点者が別の部屋でビデオを繋いで行う(後日HPで詳細公開)

その他
教員訓練給付制度の訓練講座に指定されている
講義についていけるか不安な場合は科目等履修制度がある
東京サテライトには自習用スペースあり
定期的に各種講演会・セミナーが開催されている。(コロナ渦以前は)

Q&Aタイム
博士前期過程を卒業すると取得できる学位はなんになる? → 修士(情報科学/知識科学)
サバティカル休暇の先生に指導を依頼することは可能? → コロナになってから難しい。。
地方にいるけど東京社会人コースにはいるのは難しい? → オンライン会議に慣れていれば問題ないかも。実験系とかは少し工夫が必要。要相談
人工知能系に興味があるが研究分野をどうすればいい? → シラバスをみただけでわからない場合は担当の先生までメール。
先生の紐づいている学系がわからない →HPから検索を(http://www.jaist.ac.jp/satellite/sate/outline/staff/)
修了率について: 研究室ごとでも異なると思うが情報科学系の社会人コース博士前期過程・博士後期過程のおおまかな修了率は? → 修士の人は真面目に取り組んでいれば修了できる。(授業にちゃんと出てる人は大体大丈夫)博士は茨の道。会社と両輪なので時間を作るのも難しい。
今後も授業、研究はオンライン? → 基本はオンラインになる。知識科学系は対面のディスカッションも多いため対面も週一でやるかも(続報はHPで)
会社に報告することは義務ではない。上長の了承をとっても取らなくても。修士論文非公開ということもできる。
科目履修に人数制限はとくにない。(機械学習系は人気)
機械学習系の授業について: 機械学習系の授業スタイルは基礎的な学問を身に着けることがメインになる?(線形台数等) それとも、フレームワークなどを使いながら実装メイン?→シラバスをみれば感じが掴めるが基本は学問の取得がメイン。
研究室によって運営のスタイルは違うが、情報系.社会人は月一1on1で研究進捗を把握する。
自分がどういう研究をしたいか簡単に作文してメールしてくれると教授と繋ぎやすい。

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