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【考えたこと】エンジニアは楽観的なのか?

先日、久しぶりに「人月の神話」を読み返したところ、冒頭の章にこのような一文がありました。

"プログラマはみんな楽観主義者である。おそらく、この現代の魔法は、ハッピーエンドやおとぎ話の救いの妖精などを信じる人たちを特に魅了するのだろう"

自分はまだソフトウェアエンジニアとして働いて数年程度の経験ですが、ソフトウェア開発をしているプログラマは友人含め楽観的な人が多いなーと感じるときが結構あります。

自分も結構楽観的、(悪く言えば適当)なところがあるのですが、昔からこういう性格だったかというとそんなことはなく、この仕事についてから意識的にも無意識的にも楽観的な見方をすることが多くなったように感じています。

なぜ、エンジニアは楽観的なのか、完全に経験ベースでの考えにはなってしまうのですが、理由は大きく分けて3つあるのかなと思っています。

① 技術が面白いから

やっぱり技術が面白いというのが一番大きいと思います。
子供のころLEGOを組み立てているときなにが出来上がるだろうとわくわくしながらブロックをくっつけてましたが、その時の感覚と似ています。新しいシステムを作って既存のものにくっつけてみて、ここの作業を自動化できたねとなった時は面白いなーと思ってしまいます。

② 自分ができなくてもチームで協力できるから

入社前は、プログラミングや課題設定などは個人ベースで進んでいたのですが、会社のプロジェクトに入ると自分のチームやプロジェクトに参加している別チームと協力していくことになります。なので、最悪自分でわからない問題にぶつかっても、ほかのメンバーに聞いたら解決することも結構あります。他力本願ではないですが、自分で考えて、ググって、最後に誰かに聞くとなにかしらの解決策が出てくるので安心して課題に取り組めます。

③ 楽観的に考えたほうが効率がいいから

元も子もないことを言ってしまうとこれです。悲観的に考えても、解決策は見つからないことが多いです。難しい問題でも、大きな障害が起きた時でも、こんな解があるかも、もしかしたらこんな原因もあるかもとチームで前向きに考えたほうが結果的に対応策が複数できあがるので効率がいいように感じています。


まとめ
ここで考えたことはあくまで自分の今までの経験に基づいたものです。
科学的なエビデンスもありません。会社の社風や、開発体制が要因であるかもしれません。この辺りは引き続き暇なときに考えていきます。心理学分野での先行研究とか結構ありそうですね。

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